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19 そろそろアカウント売ろうかな

2013/06/16 9:26 に ずきんはな が投稿   [ 2013/09/22 5:54 に更新しました ]
2013年06月08日掲載
子どもの時から仲の良かった友人から聞いた言葉です。

その子は昔からゲーム音痴で、一緒にゲームをやっていても、後ろで見ているだけで「見てるほうが面白いよ」と言ってくれるような子だったのですが、結婚後、何故かどっぷりとオンラインゲームにはまってしまったのでした。

数年はずっとやりこんでいたようですが、久しぶりに会った時に、「そろそろ、やめようかと思ってるねん」と聞いた時には、少し安心もしたことを覚えています。

ところが次の瞬間。

「なんかな、私のキャラレベルMAXまであげてたからな、めちゃくちゃ高くで売れるらしいねん。せっかくやめるんなら売ろうかと思ってー」
「アカウント売るの?!」

残念ながらアカウント売買の闇サイトが世の中にはあります。
そしてそういうサイトはとても問題が多いのです。

ソーシャルゲーム「換金市場」の実態とは、競売サイトを温床に膨張

ゲームにまつわるアカウントやアイテムが資産性を帯びる、というくだりには保護者としては、驚きを隠せません。子どもたちが時間を費やして得た経験値や、得られたアイテムがまさか換金できるとは。

法律的な事や実際の規約については記事にもありますが、色々と問題が多すぎます。あえてここでは触れず、アカウントやアイテムを売る、という行為について少し調べてみましょう。

国内のゲーム会社であれば、明確に禁止しているところが殆どです。

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GREE
「売ったり買ったりしない」

ガンホー
禁止「ユーザーアカウントの貸与、共有、販売、譲渡」

スクエアエニックス
禁止「実世界の金品によるゲームデータの売買」

Yahoo!モバゲー
禁止「ゲームアイテム等と引き換えに現金、商品、権利、役務等を要求する行為」

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私もゲーマーだったので、ひと通りのゲームはやりましたが、やはり一番最初の始まりはレベル1の弱いところからはじめます。強くなるまでにはドラマがあったり、工夫があったり、友達同士と競ったり。自分のキャラクターに愛着がわくくらいには十分遊べます。そしてどんどん強くなっていきます。強くなればより難易度の高いミッションへ。

ここで昔とは違う、明らかにオンラインゲームでしかありえない現象が起こります。

”ゲームが終わらない。”

出口の無いオンラインゲーム。終わらないからこそ、オンラインだからこそ、歪んだ需要と供給が生まれてくるのでしょうか。

ゲームをどこでやめるかを決めなくてはならない時代になりました。
昔には無かった問題に、保護者も子供も今現実に直面しています。