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44 文字化けしたことありますか

2013/09/22 5:32 に ずきんはな が投稿   [ 2013/09/29 1:34 に更新しました ]
2013年09月14日掲載
【コラム:文字化けしたことありますか】

最近は少なくなりましたが、昔はよく「文字化け」をみました。
ホームページを見にいくと、意味のわからない文字が並んでいて、一瞬「パソコン壊れた!」と思う方もいたりします。

難しそうな漢字がぎっしり並んだり、かと思えばクエスチョンがだらだら並んだり。
友達が見ると化けないのに、自分が見ると化けていたり、自分が送ったメールが文字化けしていて、相手に怖がられたり。
インターネットが普及しはじめの頃はよくそんなことが起こっていました。

少し先にそれを体験していた人は、驚く人に「それは文字コードが違うんだよ」と教えてくれたりしていました。

世界中で共通に使用できる、ユニコード、と呼ばれる規格があります。
詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

Unicode(wikipedia)

みんなで共通のものを使った方がみんな楽ちんですね。

どうしても使いたい文字が使えない場合がありました。「機種依存」と呼ばれる文字です。
名前が機種依存文字で、入力できない方もいたりしました。
有名なところで言うと、「﨑(たちざき)」 、「髙(はしごだか)」など。
昔は「システムにない漢字は外字登録したもんだよ、」なんて言うのは老害でしょうか。

機種依存文字


これらは「標準化」が進んだことで、使うことにあまり苦労しなくなりました。文字化けを経験した自分ですから、この標準化の恩恵を受けて、便利になったなあ、と実感することがよくあります。

今後、子供たちはこの文字化けを経験しなくなっていくでしょう。
世の中のシステムが、文字化けをしないように補っていくため、この現象を見ることが既に少なくなっています。文字化けなんて経験しませんから、特殊な文字を使う顔文字や携帯特有の絵文字を躊躇なく使います。
システム側の方はというと、文字化けしてはいけないと、その絵文字が使えるようにしていきます。

かゆいところに手が届くようなシステム側の取り計らいや世の中の標準化の流れによって、文字コードの存在や内容についての学習機会は減っていきます。

標準化と多様化。

自然科学界の中ではこの「多様化」が重要だと言われますが、インターネット上の通信の中では「標準化」が重要だと言われます。システムの中では多様化は様々な処理のトラブルや脆弱性の元になりますから、共通の文字コード言語を使うのが一般的です。

インターネットがもたらすこの標準化を、もっとも身近に体感できるのは、やはりこの文字化け現象が見られなくなっていく、という事になるでしょう。今はまだ時折見かけますね。この標準化はどのように進んでいくでしょうね。

果たして、世界中で一つの文字コードを使うのが素敵なことなのかどうか、お母ちゃんの私にはわからないのですが、子どもが文字化けに遭遇して慌てて私のところに聞きに来ないかなーと、楽しみに待つつもりでいます。

私は意地悪なので「それは暗号化通信だよ」と言おうと決めています。
(もちろん、ちゃんと後で嘘だと言うつもりです^^;)

ところで、世界共通のコードを使うことで、様々な国の文字を無理なく簡単に使えるようにもなりました。これがネット人の心をくすぐったのか、様々な顔文字が出てくるようになりましたね。
アラビア文字を使ったかわいらしい顔文字や、女子が好んで使うギャル文字。

文字化けかと思ったらギャル文字だったなんてことあるかもしれませんよ^^

これはもう暗号に近いですよね :-)