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99 人権作文って何を書いたらいいの?

2015/01/09 14:54 に ずきんはな が投稿   [ 2015/01/09 14:55 に更新しました ]
2014年07月19日掲載


夏休みになり、「夏休みの宿題で、人権作文書かかなあかんねん」と言ってきた。

『人権』という言葉はとても難しい。

今年度も全国中学生の人権作文コンテストが行われるようなので、過去の入賞作文を眺めてみた。

法務省:全国中学生人権作文コンテスト 

放射能にまつわる話、障害や病にまつわる話、国籍や国家にまつわる話、いじめにまつわる話...

『人権』というたった2文字の言葉には多くの事柄が含まれています。

インターネットのセカイでも『人権』問題は深刻です。
もちろん、日常会話のような他愛もないやり取りもあるとはいえ、ネット上に飛び交う誹謗中傷や罵詈雑言は目にした人の心を傷つけます。

先日、スマイリーキクチ氏が筆を執った書籍『突然、僕は殺人犯にされた』を読みました。

このスマイリーキクチさんに纏わる事件に関しては、登壇させていただいた際に、実際にあった誹謗中傷と検挙の例としてお話をさせていただくことはあったものの、書籍で纏まって当事者である氏の言葉で綴られたものを今まで読んだことはありませんでした。

突然、僕は殺人犯にされた (竹書房文庫): スマイリーキクチ

文庫本サイズでふと手に取ってそのままレジに並んでしまいました。

誹謗中傷を受けた事実を警察に説明してもなかなか理解してもらえなかった話。
誹謗中傷から、仕事先にまでうその情報を信じて問い合わせをされた話。
ログの開示から、誹謗中傷犯を特定するに至った話。
結局は起訴猶予処分や嫌疑不十分で不起訴処分になった話。

果たして、いざ自分が同じ状況に置かれたら、10余年も戦うことができたんだろうかと、ページを読み進めるたびに感じます。

実録に加え、ネット中傷被害に遭った場合の対処マニュアルも書かれていますので、万が一に備えて知っておくことは大切なのではと思います。

人権作文を書く前に、子供にこの本を紹介してみようかなと思いました。

今日から、我が家の子どもは夏休みです。
この夏休みの期間を、人権について改めて考え、話すそんな期間にしたいなと思います。