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117 晒すことより通報の仕方を知ってもらいたい

2015/01/09 15:59 に ずきんはな が投稿   [ 2015/01/09 15:59 に更新しました ]

先日、ケーキにカビが生えていたとか、カップ麺にゴキブリが入っていたとか、製造者に対するクレームの書き込みをTwitter上で公開し、拡散されているのを見ました。その後、そういうのを晒すとはけしからんという人たちによって非難され、アカウントは削除されました。もうこういう光景も見慣れた感じになってきたのは悲しい事です。

もっと他に方法はあったのではないかと、さまざまな書き込みを見て思っていました。

小さな店舗ならそこに直接言えばいいわけで、取り替えてください、と電話で言えばいいですし、自宅まで届けてくれることもあるかもしれません。

もしそれが大きなメーカーで大量生産されているものならば、その商品の製造段階に不備があった場合は国民生活センターの指導に従って回収、報道となるはずです。
製造ライン上の不良率というのはゼロにはならない物ですし、こういう異物混入は実際にはまれにはあることなんだってあらかじめ教えてあげれば、いざ自分がその不良品を見た時に「なんだこれは!ひどい!」と強く思ってしまうことも柔らぐかもしれないなと思いますが、いかがでしょうか。

晒す必要はないのです。写真を送る先が違うところだったらよかったのにと。

「みんなに教えてあげないと!」なんて思って晒すようなこともあるかもしれません。でもそれは正義とはちょっと違う気がします。

うかつに晒してしまえば、逆に風評被害や誹謗中傷で訴えられることもありそうです。
気軽にツイートした写真が拡散して自分では制御できなくなってしまったらと思うと怖いですよね。

写真を送信する前に、一歩踏みとどまって考えてみよう、って身近な人が声をかけられると良いのですが、ネット上では身近な人はその時身近に居ないのです。保護者が見守りするにも晒すまでのスピードが速すぎて、止めるには難しいと感じています。

たとえばその時保護者がいなくても、インターネットホットラインや、消費者生活センター、警察や市役所、裁判所。さまざまなところで、相談にのってくれるところはあるはずです。

通報する場所や相談する場所、その方法を知ることが、不意に考えなく晒すことの歯止めにもなるのではないか、と考えています。

たらいまわしでも良いのです。まずはどこに言えば一番なのかなって、考えて行動する力がほしいなあと、おかあちゃん的に思いました。