2013年11月02日掲載 【コラム:非公開にしたからって】 ★まずはtwitterの場合。 公開アカウント 「あれっ?非公開になってる?」 鍵付きアカウント 「うん、ちょっと色々あってねー」 みたいな会話をtwitterなどで見ることがあります。 非公開だからと思って、安心して心情を吐露してしまうこと、ありそうです。 (かくいう私も鍵付きアカウントです) そういうとき、公開アカウントとの会話から、会話の内容がバレバレの時ってありますね。 鍵付「(見えない)」 公開「@鍵付き えー!? 別れちゃったの!??」 なーんて会話があったら、まあだいたい何言ってるかは想像がついてしまいますよね。 こんなふうに公開と非公開が絡まって、結果、会話の内容がわかってしまいます。 ★facebook の場合。 公開されているページでの投稿に、「いいね」を押すと、非公開であっても、氏名とプロフィール画像はそのページを通して公開されています。コメントをすると、そのコメントの内容も氏名と共に公開されます。 非公開にしてるから発言の全部が公開されていない、と思い込まないようにしましょう。 また、ページに「いいね」を押すと、そのページの運営者には誰がいいねを押したのか分かります。その事を理解した上で、利用したいですね。運営者に知られては困るけど、いいねボタンは押したい、というのは無理なことですので、注意しましょう。 ★LINEの場合 子供たちのLINEの会話を見ていると、実名、誕生日、友達の居場所、予定、様々なことを話ししていたりします。時にはそれがグループではなく、タイムラインで書かれています。 タイムラインで書き込みをすると、友達からいいねと顔マーク(?)がもらえます。 いいねを押すと、タイムラインの書き込み主との友達で、なおかつプライバシー設定で許可をしている人であれば、誰でも名前とコメントが見えていることになります。 --- どの場合も、自分は公開するつもりがなくても、知人友人の発言との絡みによって、内容や行動が類推できてしまい、公開同然の状態になる、ということを発言する前に考えておかなければなりません。 もし、発言したあとで、しまった、と思ったら、自分の発言は速やかに削除を。他の人の発言なら、速やかに削除依頼を出しましょう。また、削除依頼をされた時にも、気持よくすぐに削除してあげるくらいの事はしても良いと思います。 出来る事なら、グループチャットのように閉じた空間にいる時から、そういうプライバシーを守るための訓練はしておいて欲しい、と思うのは親心でしょうか。 ネットを介した時点でそれは公衆回線を通ることになるのだという意識付けを普段からしておきたいですね。 非公開は非公開にあらず。そう思っておくのが良さそうです。 |
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