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74 インターネットショッピングと未成年者

2014/01/01 7:15 に ずきんはな が投稿   [ 2014/01/01 7:16 に更新しました ]
2013年12月29日掲載
【コラム:インターネットショッピングと未成年者】

問題提起としてあげさせていただいたプリペイドカードの是非に続き、インターネットショッピングと子供について、利用規約上どうなのかを調べて見ることにしました。

まずは基本的なことについて、経済産業省がまとめた資料がありましたので見てみました。

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電子商取引の促進

未成年者による意思表示(P60)

「未成年者が、法定代理人(親権者または後見人)の同意を得ないで行った契約の申込は、電子契約の申込みであっても、原則として取り消しうる(民法第5条第1項)。」

このあと、「ただし・・・」という条件が続きます。

「1)未成年者が法定代理人の同意を得て申込みを行った場合(民法第5条第1項)」
「2)未成年者が詐術による申込みを行った場合(民法第21条)等」

上記の場合には、取り消しは民法上できないということでした。
肝は保護者が同意したかどうか、子供が偽った年齢で契約していないか、ですね。

次は実際に買い物できるサイトの利用規約を覗いて見ました。

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■Amazon.co.jp
20歳未満のお客様は、親権者または後見人が承諾する場合に限り、Amazon.co.jp をご利用になれます。

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■楽天市場
ぼく、わたしが楽天市場(らくてんいちば)をつかうときに気(き)をつけること

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■トイザらス
<第13条 お子様の利用>
本サービスは、お子様向けに作られたものではありませんので、保護者あるいは大人の監督下でのご利用をお願い致します。なお、ユーザーID登録者はご自分の年齢が20歳以上であること、あるいはご自分の年齢が20歳未満の場合には売買契約につき保護者の同意を得ていることを当社に対して保証したものとみなされますのでご注意ください。

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■ビックカメラ.com
未成年者のお買い物

ビックカメラでは未成年者の場合、支払い方法が限られるようですね。

楽天の子供に向けてのガイドは意外でした。いいですね。もっと目立つところにあれば良いなあと思いました。

ともあれどこのサイトを見ても、買い物は保護者が子供に付き添うか、大人が代理でするものだということです。ほとんどの買い物サイトには、利用規約上にも未成年者についての言及はないのが実情です。規約になければ、あとは民法的にどうか、というところにしか落とし所はないでしょうね。

こちらでも書きましたが、額が大きいお年玉の季節。
ネットでの買い物もすることが増えていくでしょうから、ネットで買い物をしたいと行ってきたときは、子供と一緒に話しあうなどされてみてはいかがでしょうか。

買い物サイトは、そもそも大人であることが前提のサービスです。中にはR指定のあるものも検索すれば出てきますから、一緒に見るのもなかなか難しいものがありますので、その点も注意しましょう。