いまどきのネットのつきあい方~ソーシャルメディアとセキュリティ~

公益財団法人 日本防犯安全振興財団 主催の防犯安全講座「最近の防犯・安全の現状と対策法 講座」にてお話しさせていただきました。

いまどきのネットのつきあい方 ~ソーシャルメディアとセキュリティ~ 


セッションスライドはいつも通りダウンロード可能でSlideshareにて公開を行っています。

セミナー告知ページ(郵和会):
レポート掲載予定ページ(日本防犯安全振興財団 ):

以下は質疑応答で答えさせていただいた内容を覚えている限り記載しています。
本当にたくさんの質問をいただき、とても充実した2時間を過ごさせていただきました。
子供とネットを考える会ではお声掛けいつでもお待ちしています

===質疑応答===

Q. PTAなどが呼んだ場合、子供とネットを考える会は全国どこでも話に行くのですか?
A. 昨年は3か所でお話をさせていただきました。が、一応普通に働くお母さんなので、行動範囲の中でという形でお受けさせていただいています

Q. iTunesでLINE見たら4+ってなってるので4歳以上なら13歳未満でも使えるんじゃないの? 
A. iTunesを利用することが可能な年齢として13歳以上ですので、親が入れて渡すはOKだけど、13歳未満の子供が自分でAppleIDを取得してというのは無理ですよという話です。

■Apple - プライバシーポリシー 

Q. LINEの強制退会はなぜ起こるのか?どういう仕組みなのか?
A. LINEのグループはメーリングリストや掲示板と異なり、管理者が取仕切るのではなく、全員がフラットな関係でやり取りが可能になっています。
 それは、全員が対等という良い面もあるのですが、だれもが管理者のようにグループからの排除が可能です。しかし、グループへの追加もそのグループに参加している人はだれでも行うことができるため、誰かが強制退会(グループからの排除)をさせると別の人が参加(グループへのインバイト)させるを繰り返し行ってという繰り返しも起こってしまいますね。
 学校では、夜の間にこういった問題が起き、朝、登校してから現実世界で問題が先生方に見えるということもあるようです。
 友達を介して、連絡が取りたかった友達とつながることもできるんですけどね。

Q. Google+について
A. 写真の位置情報を消してくれないので、Mapで場所を特定できたりする。
Google+で消してもPicasaに位置情報付きで写真が残っていることもあり、注意が必要。

 Twiiterの場合、外部アプリから写真付きで投稿すると鍵付きツイートでも写真は公開、というケースもある。「何とつながっているか」を意識することは大切。

Q. 中毒の問題について
A. NHKの番組で千葉大の藤川先生が言われていたこと。
 ・家庭での約束事を最初に決めておくことが大事。
 ・いきなり取り上げても反感しかないので、子供が自分で守れるラインを話し合いで決める。
はじめは緩い内容でも、「決めたことを守る」ことが大事。

依存症の専門外来もある。

■どう向き合う?子どものネット依存 |NHK あさイチ 

Q. 子どもが被害にあった時の連絡先は?
A. ホットラインがある。誹謗中傷なら警察。
 いじめについては、いじめ教育支援サイトが立ち上がった。

■通報相談窓口 参考サイト :インターネット・ホットラインセンター

■いじめ教育支援サイト「Hand in Hand」 

Q. Twitterやfacebookには通報サイトがあるが、LINEはどうか?
A. LINEにも通報機能がある。直近の100件のやりとりがLINEの会社に送られる。
 誹謗中傷や犯罪に関わることで、グループの強制退会などの問題では難しいかも?

■LINE 安心安全ガイド - 学生のみなさまへ 

Q. 無料通話アプリの例LINEとSkype以外知らないので教えてほしい
A. 無料通話アプリの便利な話と落とし穴 に書いた表をかいつまんで回答しました。

Q. 実際、学校で情報モラルとかリテラシーとか教えてるの?
A. うちの子供の場合だと、小学校に大阪府警の方がお越しになって説明を受けたり、中学に入るとDocomoの方が来られて説明を受けたりというのがありました。
 各学校で、いろいろな取り組みをされているようで、講師を呼ばないで学校内の詳しい先生が教えている例もありますね。
 大学などでは、コンピュータ室の使用方法を説明する際に情報モラルやリテラシーについて説明する機会を設けているところもあるそうです。

 事例を出しながら、スマートフォンで子供たちに見てもらう、大人が学ぶという場合には、デジタルアーツの疑似体験アプリがいいと思いますよ。

■疑似体験アプリに関するデジタルアーツの資料ダウンロード
 冬休みを前に子供とフィルタリングを考える会」 - 子供とネットを考える会
■スマホにひそむ危険 疑似体験アプリ|デジタルアーツ株式会社

Q. CSRとかしている企業を呼んだ場合は、その企業にいいことしか言わないんじゃない?
A. 過去に、子供とネットを考える会ではグリー、ガンホー、デジタルアーツとお越しいただいて勉強会を開催しましたが、どの会社もフラットに説明していただけましたし、事前に打ち合わせをすればいろいろな話を聞かせてくださいますよ。
 ただ、企業によっては学校限定や50人以上など細かな要綱がある場合もありますので、各社に問い合わせてみるといいんじゃないでしょうか?
 企業の話に偏りがあるかも?って思う場合には、JNSAさんがやっているインターネット安全教室なんかもお勧めですよ

■インターネット安全教室 | 経済産業省 JNSA 

 あとは、関西だと、兵庫県がサポート制度を設けてますし、子供とネットを考える会でも今度勉強会をしますが、SPREAD セキュリティ対策推進協議会ではサポーター育成などもしていますのでそういったものの利用もいいですよね。

■兵庫県/兵庫県地域情報化サポーターについて 
■サポーター制度について | SPREAD セキュリティ対策推進協議会 

Q. 昔だったらワンクリック詐欺とかあったけど今はそんなのはどうなの?
A. 子供たちもスマートフォンでホームページを見ることが多くなっているので、実は余計にまともなページか問題のあるページか見分けがつきにくくなってるんですよね。アドレス見えないし。
 Twitterとか見てても、子供たちが面白半分にこのサイト見てみてとか言ってる先が、ワンクリック詐欺体験サイトだったりする場合もあるんですけど、これ悪意あってやってるものもありますよね。短縮URLの話をしましたけど、本来のサイトがどこか?なんて全く分からないでクリックしてることもあるので、昔よりひっかけやすくなってるとは思います。