96 インターネットで学べるサイトが増えたけれど

Post date: Oct 31, 2014 8:55:10 AM

ネット大学が盛んですね。gacco、schooをはじめ、大学たちがすべての人に学びを与えてくれるようになりました。

とはいえ大学ですから、子供向けではないですね。

中には幼くても学べる子はいるかもしれませんが、やはりそれは主に大人向けです。ネットに繋がっていさえすれば、誰でも受けられる、とは言えますが、前提条件は書いていない何かが確かにあるように思います。

子どもたちはLINEを使いこなし、アプリをインストールし、コミュニケーションをとるのになんの苦労もしていません。写真をデコり、コラージュを作り、動画をアップし、編集し、と様々な技術を使いこなしています。

時代時代によって、端末は様変わりしていき、私達の時代にブラウン管だった画面は小さなタッチパネルとなってしまいました。直感に訴えたユーザーインターフェースによって、なんとなく見ていれば使える、そんな風に今はなっています。

せっかくこれだけインターネットと便利な端末が普及したのなら、自宅で学べるネット小学校、ネット中学校があればいいのになあと思ったりするのです。

それは放送大学のように、テレビがあり、ラジオがあり、ネットがある、そしていつでも戻ってやり直せる学習の場。中学に進んでも、高校に進んでも、小学校に戻って学習を気軽にやり直せる、大人になってもいつでもそこに行ける、そういうもっと基礎の部分を学べる場所があればいいなあと思います。

もちろんネットで学習動画をただ流す、というのをイメージしているわけではなく、やはり相手によってはネットの向こう側に教員は必要でしょう。そこは人間対人間でないと、心ある教育とは言えない気もしますし。指導者は必要なのです。

子供の学校では、今クラスに2,3人の引きこもりの子がいるようです。学年では10人程度という噂を聞いていますが、定かではありません。知り合いに聞くと「一日も来ていない子はカウントされているけど、何回か来ている子はカウントされてない」という話もあるようで、今の学校ではそんな事態になっているのか、と改めて驚いてしまいました。

そういう子たちが学ぶ場ってあまり聞きませんね。通信制高校などは聞きますが、小、中では?

学校に行っていないからこそ、ネットでつながる余地があってもいいんじゃないかと思うのですが、そういう子どもたちにネットを活用した指導ってできないのかな。

電子黒板とかやっきになって導入するより、ネット専任の教員を増やして、電子会議のように授業する公立のクラスもあってもいいいのになあとか。

まあそんなことを思うわけです。国がやればいいのにね。