子供とスマホグループ(カスペルスキー 薮内氏を囲む)
【子供とスマホ グループ】
■「スマホのある子育てを考えよう」について
・セミナーの話は1時間。1時間では足りないが、1時間半になると人が来ない。
・ワークブックは親子間で決めておくことが項目化されていて話をしやすいのがよい。
■子供や保護者の利用状況
・中高生は割とわかってきている。
・小学生や幼稚園については把握できていない。
・保護者向け、親子向けのセミナーが必要。
・セミナーにお父さんが来ない。以前、飲み会を利用した活動を行ったケースがあるが、30分程度で話が終わり、ただの飲みになってしまったことも。参観などには来ているので、来ようと思えば来られるが、耳の話は聞きたくない?
#-- 来週、カスペルスキーさんから関連した内容での記者発表があるようです(子供とネットを考える会的に要注目!)
■個別事例など
・周りはキャリアの回線を使っているが、わが家はWi-Fiのみ、LINEは親子間だけ。
Androidでアプリのインストールに制限をかける-ペアレンタルコントロールの導入が必要ですよね?
・中学生の時にリビングに充電器を置き部屋に持ち込まないルール
→大学生になっても、リビングで充電。しつけが大事。
・スマホを与えない派
→適切な環境・技術があればよいが、そうでない場合に、そのままどんどん進んでよいのか?
親が設定できないなら、持たせない。でも、いつかは使うことになるので、それまでに覚えましょう、というスタンス。
■啓発活動について
・京都府警ではネット安心アドバイザーが高校生対象の講演を行っている。
学校がある平日に活動できる人が限られる。社会人は難しく、自営業など時間の自由がきく人でないと動けない。
・やろうとしているところしかやっていない。本当は全部やらないといけない。
・学校の先生の意識
→専門家にお任せするのが一番。来年もよろしくお願いします、となる。
・大学の先生、例えば塩田先生や竹内先生のつながりで広げていくことはできるのではないか。
・話しをする人も育てる必要がある。
→CSRの一環として検討したい内容(by カスペルスキーさん)
・企業のCSR活動として行っている情報モラル教育は申し込みが殺到している。
例えば、話せる人を育てて拠点ごとに配置し、全国展開することもできるのでは?
・保護者向けには、入学説明会など全員が集まる機会でないと、聞きたい人しか来ない。
限られた時間の中でインパクトがあることを言おうとすると、脅しているようになってしまう。
-セキュリティベンダーが話すと製品の宣伝をしていると思われる。
-警察が話すと細かいところがわからないばあいもあるかも。
-キャリアが話すと、アプリに関する部分など他社の悪口になるようなことは言えない。
こういったしがらみのない立場の人が話すのがよい。
・誰でも使える教材がよい。
その点から見ても、今日の話はとてもよかった。幼稚園を対象としているところもポイントになる。
・ルールは親子で一緒に考える
-先ず子どもが自分で考える。
-親も子もお互い納得した上でルールを決める。
-ルールを破った場合どうするか、ということも必ず決めておく。
ワークショップ等で導かないと、ルール作りを最初から行うのは無理。
・心をしっかり育てないと。基本はスマホでもほかのことでも変わらない。
→技術や知識だけでなく、親が関わってあげないといけない。
スマホをきっかけに子供と関わっていけたらよい。