110 情報の集め方~情報は発信元に集まる

Post date: Jan 9, 2015 11:39:22 PM

子供とネットを考える会を続けていてよく言われるのがこの言葉。

「毎日毎日、情報どうやって集めているの?」

この言葉は、昔、IT勉強会カレンダーというカレンダーに勉強会情報を登録していた時にも言われたことがあります。

その時の作り方は、SlideShareに公開している(※1)ので、興味のある方は見ていただければと思います。

その時に答えていた言葉。

「情報は発信元に集まる」

え?発信する情報がなかったらそもそも発信できないじゃん。と言われるかもしれないけれど、何も持っていない、何の情報もない人はいないんじゃないかなって、ずっと思っています。

子供とネットを考える会は「おかーちゃん」の集まりだけど、「おかーちゃんとしての体験や考え方」は、多くの「おかーちゃん」が持っているものです。

また、子供とネットを考える会は「IT企業で働く人」の集まりなので、「IT企業で働く人」の考え方や、「売上が必要な企業」の思いは知っています。

そういった、一つ一つの小さな「持っている情報」を公開することで、今までに「そんな考え方もあったのか!」や「それはちょっと違うと思うな、私だったらこっちのほうがいいかも」という気持ちが見た人に浮かぶといいなと思うのです。

さて、「情報は発信元に集まる」に話を戻して。

Facebookは便利な仕組みがあって、その情報に興味のある人は「いいね」という反応を与えてくれます。

その「いいね」に答える形で、見ている方がどういったことに興味を抱いているのか、またいただけるコメントで自分たち自身も気づかなかった・知らなかったことを得ることができます。

これは「情報を発信」していなければ得ることのできなかった私たちの宝物です。

そこで知った言葉やヒントは次の情報収集に役立ちます。

それは誰にでもできる情報収集。

「Googleで検索する」です。

え?それって誰でもできることでしょ?そんなので情報って集まるものなの?という反応も以前いただきましたが、集まるんです。

検索で情報を集めるためには、検索キーワードが大切です。

もし、今後、自分自身で検索して情報収集をしようとされる方はぜひこの方法を試してみてください。

1. メインのキーワードを決める

2. サブのキーワードを決める

3. どこから探すか決める

4. 何を探すか決める

5. 期間を決める

1. メインのキーワードを決める

情報モラル、情報リテラシー、メディアリテラシー、ICT...etc

など、メインの言葉を決めます。

メインの言葉だけだととても多くの検索結果が表示されてしまって絞り切れません。

2. サブのキーワードを決める

子供、スマホ、学校、ネット...etc

メインのキーワードから枝葉がわかれたサブの言葉を考えます。

サブの言葉はメインの言葉次第なので、とても多くの候補があります。

3. どこから探すか決める

site:www.mext.go.jp

たとえば、文科省の資料を探したい場合には文科省のサイトの中だけから探すというようにドメイン指定をします。

4. 何を探すか決める

filetype:pdf filetype.doc +プレスリリース

もし、探す対象のファイルの種類や確実に含めたい言葉がある場合には検索演算子はとても有効です。

pdfファイルやワード文書など、そういった種類を追加します。

Google 検索オプション

https://www.google.co.jp/advanced_search?hl=ja&fg=1

5. 期間を決める

Googleでは、最終更新日がいつまでのものが欲しいのか?という設定もできますので、1週間以内の情報が欲しいなどの設定を行います。

この設定も先に紹介させていただいた「Google 検索オプション」で可能です。

このように、誰もが使えるGoogleという検索サービスを利用するだけでとても多くの情報を得ることができます。

子供とネットを考える会は誰もができることを、誰もが知ることができるように、これからも情報収集と情報公開をそしてちょっとした感想のスパイスを付け加えて情報を発信していく予定です。

皆さんも、情報を集めて発信してみませんか?

※1 ITt勉強会カレンダーの作り方

http://www.slideshare.net/hanazukin/it-10105243