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48 IT機器と情報リテラシーと主婦

2013/09/28 20:30 に ずきんはな が投稿   [ 2013/09/29 1:33 に更新しました ]
2013年09月28日掲載
【コラム:IT機器と情報リテラシーと主婦】

例えば児童相談などに関わる公的機関。子どもの相談であるがゆえに女性が多いですね。
ということは、子供に関わる相談窓口の先には、ITリテラシーの高い相談員は少ないであろうと想像しています。

現場ではどんな感じなのでしょう。私は実際に相談したことはありませんが、きっと女性シェルターなどのような場所なら、女性しかいないはず。

こういった子供と社会インフラに携わる多くの方々には、インターネットがどのような理念で始まり、どのような事が可能であるか把握している方は少ないかもしれません。

インターネット上で起こった結果については誰でも理解はできると思いますが、

 ネットではどのような振る舞いが*技術的に妥当*か

なんてことはあまり知らないかもしれません。
(もしそうでないとしたら大変嬉しいことです。)

子供がトラブルに見舞われた時、相談員は情報端末の中に保存されているデータは削除しても復活できることがあることを知っているかなあとか、MACアドレス(※)を覚えておけばいろいろできるであろうことを知っているかなあとか考えてしまいます。

※ストレージ上のデータ消去に関するガイドライン

※MACアドレス・・・ネットワーク機器端末に「一意」に割り当てられる番号

ネットとプライバシーについて活動を続けていらっしゃる高木浩光氏とそのブログ。
専門家でないと読み解けない内容が多いですが、様々なネット機器でできることについて警告されています。


毎日通勤するときに、何気にWi-fi端末でネットワークに接続するわけですが、テザリングできる機器も増えてきてるところにもってきて、自分の端末がテザリングできることを知っているかどうかも怪しい方、いると思うんです。

以前、GoogleがMACアドレスを収集していた、というニュースがありましたが、すなわち誰でもMACアドレスは収集できるということを意味していると思っています。(間違っていたらすみません。)

ネットワーク端末をほとんどの子供が手にしてしまったこの時代において、そういったIT機器のことを把握できる女性が相談窓口に居てほしいと思っています。

女性でないと相談できない内容のものも今後間違いなく増えていくと思っているのです。

もちろん私も女性で主婦で母親ですが、少し言い方が悪くて申し訳ないのですが、PTA活動などの担当ぎめで、パソコンを使う役務と告げられただけで泣き出してしまうような主婦層に一体何を知らせることができるのだろうか、と常に思い悩む日々を過ごしています。そういう方々はパソコンが使えないだけで、他の役務なら率先して活動される方も多いのです。そういう方々が続々とスマホを手にしていかれます。

こういった地域社会の中では、リテラシーの高い集合と、低い集合の格差が開きすぎ、どうにも埋まりません。
その格差の中で育つ子供たち。たくましい子は実にたくましく母親をリードしてくれますが、暴走する子も多そうです。

子供には学校が情報モラル・リテラシーの授業があり、知識を得ることができますが、母親にこれを届ける社会の仕組みは存在していません。

大人なんだから自己責任と言ってしまえばそれまでではあるのですが、もっともっと女性の技術者が増えればいいのになと、日々願わずにはいられないのです。