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vol.03 201310~12

このページは2013年10月~12月に子供とネットを考える会のFacebookページで掲載されたコラムへのリンクです。
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2013年10月掲載分

2013年12月掲載分

74 インターネットショッピングと未成年者

2014/01/01 7:15 に ずきんはな が投稿   [ 2014/01/01 7:16 に更新しました ]

2013年12月29日掲載
【コラム:インターネットショッピングと未成年者】

問題提起としてあげさせていただいたプリペイドカードの是非に続き、インターネットショッピングと子供について、利用規約上どうなのかを調べて見ることにしました。

まずは基本的なことについて、経済産業省がまとめた資料がありましたので見てみました。

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電子商取引の促進

未成年者による意思表示(P60)

「未成年者が、法定代理人(親権者または後見人)の同意を得ないで行った契約の申込は、電子契約の申込みであっても、原則として取り消しうる(民法第5条第1項)。」

このあと、「ただし・・・」という条件が続きます。

「1)未成年者が法定代理人の同意を得て申込みを行った場合(民法第5条第1項)」
「2)未成年者が詐術による申込みを行った場合(民法第21条)等」

上記の場合には、取り消しは民法上できないということでした。
肝は保護者が同意したかどうか、子供が偽った年齢で契約していないか、ですね。

次は実際に買い物できるサイトの利用規約を覗いて見ました。

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■Amazon.co.jp
20歳未満のお客様は、親権者または後見人が承諾する場合に限り、Amazon.co.jp をご利用になれます。

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■楽天市場
ぼく、わたしが楽天市場(らくてんいちば)をつかうときに気(き)をつけること

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■トイザらス
<第13条 お子様の利用>
本サービスは、お子様向けに作られたものではありませんので、保護者あるいは大人の監督下でのご利用をお願い致します。なお、ユーザーID登録者はご自分の年齢が20歳以上であること、あるいはご自分の年齢が20歳未満の場合には売買契約につき保護者の同意を得ていることを当社に対して保証したものとみなされますのでご注意ください。

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■ビックカメラ.com
未成年者のお買い物

ビックカメラでは未成年者の場合、支払い方法が限られるようですね。

楽天の子供に向けてのガイドは意外でした。いいですね。もっと目立つところにあれば良いなあと思いました。

ともあれどこのサイトを見ても、買い物は保護者が子供に付き添うか、大人が代理でするものだということです。ほとんどの買い物サイトには、利用規約上にも未成年者についての言及はないのが実情です。規約になければ、あとは民法的にどうか、というところにしか落とし所はないでしょうね。

こちらでも書きましたが、額が大きいお年玉の季節。
ネットでの買い物もすることが増えていくでしょうから、ネットで買い物をしたいと行ってきたときは、子供と一緒に話しあうなどされてみてはいかがでしょうか。

買い物サイトは、そもそも大人であることが前提のサービスです。中にはR指定のあるものも検索すれば出てきますから、一緒に見るのもなかなか難しいものがありますので、その点も注意しましょう。

73 これでいいの?プリペイドカード

2014/01/01 7:12 に ずきんはな が投稿   [ 2014/01/01 7:12 に更新しました ]

【問題提起:これでいいの?プリペイドカード】
国民生活の冊子は何度か紹介させていただいていますが、今月号はご覧になられましたか?

2013年12月号【No.17】(2013年12月16日発行)<全体版>

今回の特集で目を通したい項目はたくさんありますが、特に
『プリペイドカード 基礎知識と新たな動き』です。
もちろん、この項目以外にも特集はあるのですが...

プリペイドカード。
コンビニでたくさん売っていますよね。
カードの種類や有効期限については10月のコラム(※1)でも紹介させていただきました。
講演会では、子供がお年玉をつぎ込んだというお話を何度もさせて頂いていますが、新聞やニュースを見るとあまりこの辺りは問題視されていないようです。

プリペイドカードの監督官庁は金融庁。
プリペイドカードは商品券や図書券などの金券と同じ扱いになるため、子供達がお小遣いの範囲を超えて数万円のプリペードカードを購入した場合には返金などの対応はできないのでしょうか?
未成年者契約の取消を読むと返品できるような気はするのですが...

未成年者契約の取消し | 東京くらしWEB 

金融庁の見解がどこかにないかと探してみたところ、2010年なので、もう少し新しいものもあるかもしれませんが、以下のパブリックコメントを知ることができました。

コメントの概要及びコメントに対する金融庁の考え方

より、149のコメントを一部抜粋します。
『未成年者がコンビニで、収納代行を利用した決済をする場合、コンビニレジでは未成年者の契約であることを認識できるはずである。お小遣いの範囲を超え、毎日毎日高額の取引を繰り返した例があるにもかかわらずコンビニ本部もゲーム会社側も未成年者取消しに応じず返金がなされないことがあった。健全な青少年育成のためにも収納代行業などの規制は必要である。 』
このコメントに対する金融庁の見解は
『共通した認識を得ることが困難であった事項については、性急に制度整備を図ることなく、将来の課題とすることが適当」とされており、利用者保護に欠ける事態等が生じないよう引き続き注視していくこととしています。』
となっており、緊急性は感じていないようです。

クリスマス気分が終わってお年玉を子供たちが手にする1月がやってきます。
自分たちが手にしたお金をどのように扱っていくのか?を考える機会でもあるのですが、お金に対して子供達が正しい判断力を養っていくうえで、コンビニエンスストアなどの各種業界の対応も必要なのかなという気がします。

今回の国民生活には、プリペイドカード以外のことも書かれていますので、そちらも併せてご覧になってください。

※1 55 プリカやゲームのコインはいつまで有効? 

72 子供のものには大した情報ないから守らなくてもいい?

2014/01/01 7:08 に ずきんはな が投稿   [ 2014/01/01 7:08 に更新しました ]

【コラム:子供のものには大した情報ないから守らなくてもいい?】

この端末でお客さんと話するわけじゃないし。
子供がLINEで会話してる内容なんて、くだらない事ばっかりだし。
子供のスマホは子供同士でしか話しないし。
私のスマホは守らないといけないけど、子供のまでセキュリティソフト入れる必要ある?

フィルタリングしてるから大丈夫じゃないの?これ以上何か入れないといけないの?

・・・そう、フィルタリングと、ウィルス対策は違うんです。

フィルタリングソフトは、義務化されてしばらく経ちましたが、セキュリティソフトについてはいかがでしょう。
子供の玩具として発売されるAndroid端末も増えてきました。
学校のICT教育の一貫で、タブレットが配布される市町村も出てきたようです。

いち消費者(?)としては、気になるセキュリティ的なことは確認したいと思っています。例えば、進研ゼミのチャレンジタブレット。


こちらに、無料で利用できるものが入っているとありました。なんとか安心できそうですね。

使用目的が限定されているから、他のことに使えないし大丈夫!そう思っていらっしゃる方も、もしかしたら多いのかも?と思っています。目的外の使用は絶対しない! とは思っていても、実はいろんなアプリを入れて使えるらしいとわかれば、どうでしょうか。

玩具に利用されることが今年になって随分増えました。

でも、やはり中身はパソコンと同じ。更新が必要なときに更新できるのかな? と心配になることも増えたのです。

購入するときの意識としては、パソコンなら用心深く対策を講じる人でも、おもちゃ売り場で購入したおもちゃに対して警戒心を持って対策をされるとはちょっと考えにくいかもしれないな、と感じています。

社会全体で子供たちを守りたい。

そう思う願いとは裏腹に、端末の健全性が置き去りにされるのは本意ではありません。

IPAから、12月20日に「年末年始における情報セキュリティに関する注意喚起」が発表されました。

こちらのスマートフォンをお持ちの方への動画が紹介されています。


こちらを見ると主人公が「別に重要なデータなんて入ってなかったし」と言っているのは印象的です。

今世の中に溢れている端末は、パソコン同様の性能を持ち、マイク、カメラ、GPS、そしてネットワークにつながるのだという事を常に意識した上で、十分な警戒心を持って取り扱う必要があるでしょう。

無料で利用できるウィルス対策ソフトについては調べた上で、改めてまとめてみたいと思っています。

もし、良い情報をお持ちの方はぜひぜひ教えてくださいね。

71 神降臨と言われる人たち

2014/01/01 7:05 に ずきんはな が投稿   [ 2014/01/01 7:05 に更新しました ]

【コラム:神降臨と言われる人たち】

危険にばかり目が行ってしまうのが保護者の心理ですが、ちょっと休憩して、「神」と呼ばれる存在を見て見ませんか。

神といっても別に、いわゆる神様、ではありません。
なんらかの技術に優れた人々。「神降臨」なんて言われています。
ニコニコ動画で火がついたのでしょうか。あちこちに、たくさん素晴らしい神が降臨(!)しています。

ギターを2つ並べてゲーム音楽を奏でる人とか。
津軽三味線でアニメの曲を引いてみた人とか。
ゲリラストリートライブの中継とか。
レゴブロックで工場ラインを創り上げる人とか。
すばらしい折り紙をおる職人なんかもいます。

家に居ながら見られる素晴らしい、今、現実に存在する人からの草の根発信。
ネットにつないで得られるたまらない魅力は間違いなくここにあります。

メディアももはやこのスピード感に追いつけず、ニュースで注目動画、なんて流すようになりました。完全に後追いになってしまいましたね。

子供たちはやはり、ここに未来の可能性を見るに違いない。

私としては、こういう作品は単純に感動するので子供と一緒に見たいと思うのですが、今の大方のフィルタリング機能では、 youtube なら youtube 全体を開放か禁止かしかできないため、一択を迫られます。

これではもったいないなあと思うので、こどもといちゃいちゃ(?)しながら自分のPCで一緒に見たりしているのですが、みなさんの所ではいかがですか?

玉石混淆の end to end の世界。
フィルタリングはフィルタリング機能に任せておくだけではなく、ほんの少し、子供が見たいものがあると言ってきた時には一緒に見られるようにしたいのですよね。

ところで、普通に何も対策せずに「神動画」で検索するとポルノが出てきますので、予めどんな結果がでるか確かめてから一緒に見ましょう。

ホットなキーワードができると、だいたいポルノに誘導されるので困ったものですが、それがネットの世界なのだと、子供たちはよく知っているかもしれませんね。

Google アカウントを持っている人がGoogleで検索するならば、「セーフサーチ」というモードが利用できます。

検索するときには、くれぐれもご注意ください。

70 ブラウジングするときに使えるオープンソース

2014/01/01 6:51 に ずきんはな が投稿   [ 2014/01/01 7:00 に更新しました ]

【TIPS:ブラウジングするときに使えるオープンソース】

私が普段使っているブラウザはFirefoxというブラウザです。
パソコン、かつ、Firefoxに特化した話になり、少し上級者向けになるかもしれませんが、結構便利なのでご紹介したいと思います。こういう使い方ができるという参考になれば幸いです。

インターネットブラウザ 、Firefoxはこちらから。

子供と一緒にパソコンでウェブサイトを見るとき、どうしても気になるのが広告。
アニメーションになっていてどうしても目が惹かれたり、あまり好ましくない映像が出てきたりして、うっかり一緒に見るにも、気を使うようになりました。

子供と一緒に横について、少しだけ使わせたいという時があります。
私の仕事用のPCなので、フィルタリングは入れていませんが、アドオンと呼ばれる様々なツール群を使って、ちょっとした事など、子供用に工夫できそうです。
ご自身が使う際にもとても有用ですので、お試しください。
ただし、アドオンのインストールは自己責任です。

スマホのアプリインストールなどと同様の扱いとなることをご承知おきください。

アドオンをインストールするには、firefox を開いて、メニューから
「ツール」→「アドオン」
を選びます。
アドオンマネージャの画面で、「アドオンを検索します」の入力欄で、以下のアドオンの名前を入力し、虫眼鏡マークをクリック。
該当のアドオンのところで、「インストール」を押せば、あとは再起動が必要な場合は「今すぐ再起動する」を押して、起動されれば完了です。

ではアドオンのご紹介を。

★広告ブロックアドオン
「Adblock Plus」

これをインストールすると、広告画像の上でマウスを右クリックしたときに「画像をブロック」という項目がメニューに出てきます。それを選ぶだけです。
ブロックを実行すると、条件が作成されて確認画面がでます。OKをおした瞬間から非表示になります。そのフィルタ条件が保存されますので、次回からはその広告は表示されません。

広告ブロックについてはブロックするフィルタを自分で気長に育てていくのが基本です。
オプション設定の中に、予め用意されたフィルタを購読することもできますので、手っ取り早く便利に使いたいですね。

★ウェブサイトのサーバが置かれている場所を国旗で表示
「Flagfox」

URL欄に、国旗のマークが出てきます。
日本の銀行のサイトなのに、他の国の国旗が出てきたら要注意かも。

普段から、そのサイトがどこの国のサーバに置かれているか、継続して

見ておくことをお勧めします。

可視化されるということは重要です。

★ウェブサイト信頼性判定
「WOT (Web of Trust)」

ユーザー自身がレーティングに参加し、そのデータを元にウェブサイトの信頼性をURLリンクの横にアイコンで表示してくれます。

レーティングの情報がなければ「?」マーク。
安全というデータが多ければ緑色の○マーク。
安全ではないというデータがあれば赤色の○マーク、

これも可視化ツールの一つですね。ただし、過信は禁物。
あくまでも参考としかなりませんが、安全か安全でないかを意識付けるには良いトレーニングとなりそうです。

子供専用のものにするには不足があると思いますが、親のパソコンをすこしだけ一緒に使わせるような場合には、とても便利だと思います。
WOTについては、レーティングに参加することができますから、ユーザー登録などして参加してみてはいかがでしょうか。

気を付けないといけないのは、アドオンをたくさん入れたり、フィルタの数が増えたりすると、動作が遅くなったりします。ご注意ください。

69 レポート:3DSでYouTube

2013/12/13 16:17 に ずきんはな が投稿   [ 2013/12/13 16:18 に更新しました ]

2013年12月14日掲載
【レポート:3DSでYouTube】

息子が3DSを持ってきて言いました。
「DSでYouTube見られるみたいやねん。入れていい?」

画面には「YouTube ニンテンドーダウンロードソフト 0円」の文字が。
どんなものなのか見てみたいという興味もあり、[ダウンロードに進む]を押すと、早速つまずきました。


★ニンテンドーネットワークIDってなんですか?★

「このソフトを利用するためには、ニンテンドーネットワークIDを登録する必要があります。」
今まではIDなんて必要なかったですよね?
ということで、調べてみました。

■ニンテンドー3DS|ニンテンドー3DSがニンテンドーネットワークIDでもっと便利になります。|Nintendo

◇ニンテンドーネットワークIDを取得してできること。

・ニンテンドーeショップでソフトをダウンロードする。
・「Miiverse」へ投稿する。
・お得なキャンペーン情報を受け取る。
・Wii Uと3DSで「ニンテンドーeショップ」の残高を合算し、共有する。
・他の3DSにデータやソフトを引っ越しできる。

ニンテンドーネットワークIDはもともとWii Uでネットワーク機能を利用するためのものでした。
「Miiverse」もWii Uにあったもので、世界中の人たちがMiiを通じてつながるネットワークサービスということです。コミュニティで他のmiiと交流ができるようなので、ここは”要注意”です!

■ニンテンドー3DS|特長(世界中のMiiがつながる)|Nintendo

「ニンテンドーeショップ」はこれまでと同様に体験版や有料ソフトをダウンロードするサービスです。
■ニンテンドー3DS|ニンテンドーeショップ|Nintendo
http://www.nintendo.co.jp/3ds/eshop/index.html

尚、e-ショップやmiiverseは「保護者による使用制限機能」により、制限することができます。


★ニンテンドーネットワークIDを登録する★

大体の内容が分かったので、実際にニンテンドーネットワークIDを登録しました。

◇登録方法の選択
・Wii Uで作成済みのIDを登録する
・新規登録

今回は新規登録です。

◇利用規約
小さい画面でプライバシーポリシーまで読むのは大変なので、パソコンがある場合はパソコンで読むことをお勧めします。

■ニンテンドーネットワーク利用規約(PDF)

・「お客様が20歳未満である場合には、ご自身では本規約には同意できません。必ずお客様の保護者の方が本規約に同意してください。」 →同意した=”保護者が同意した”ことになります!!
・管轄裁判所は京都地方裁判所です。

◇登録内容
・生年月日
・性別
・国
・お住まいの地域 →「設定しない」の選択可
・ニンテンドーネットワークID → あとから変更不可
・パスワード
・メールアドレス →13歳未満の場合「保護者のメールアドレス」と表示

20歳以下は保護者の同意が必要で、さらに、13歳未満の場合は保護者のメールアドレスでの登録が必要だということですね。
登録メールアドレスに受信確認メールが届くので、「メールの受信確認の手続き」を行い完了です。
登録完了後、「保護者による使用制限機能」のご案内画面が出ますので、ここで方法を確認することもできます。
お子様へ 13歳未満の場合 保護者による利用制限

★YouTubeで動画を見てみよう★

登録したニンテンドーネットワークIDでeショップにログインし、YouTubeをダウンロードしました。
「ログインパスワードを保存する」のチェックを外し、クラブニンテンドーの会員ID登録画面では「今回は登録しないで進む」を選択しました。

ダウンロードしたら早速YouTubeを起動。
まだ動作が不安定なのか、時々エラーで落ちるので、エラーが続けば子どもはすぐに見なくなるだろうな、と思いました。

一番気になっていたのがコンテンツの制限です。
試しに「大人」というキーワードで動画を検索してみると、一番上に「大人のおもちゃ」という言葉を含むタイトルが出てきました。ダウンロードしたままの状態では、特に制限がかかっていないように見えます。

そこで、YouTube側でセーフモードをONに設定してみたところ、上記の動画がヒットしなくなりました。
セーフモードの設定画面
他にもR指定がつくようなホラー系のゲームや映画のタイトルを入れてみたりしましたが、セーフモードの設定である程度の制限はできそうです。しばらくはこれで様子を見たいと思います。続報があれば随時お知らせしますね。

■セーフモード - YouTube ヘルプ


※12/10にニンテンドー3DSの本体更新データが配信されています。更新後のバージョンは「7.0.0-13J」で、今回のレポートは最新バージョンによるものです。

■ニンテンドー3DS|ニンテンドー3DSの本体機能更新について|Nintendo 

68 スマホで家族団らん?

2013/12/13 15:50 に ずきんはな が投稿   [ 2013/12/13 15:50 に更新しました ]

2013年12月08日掲載
【コラム:スマホで家族団らん?】

わが家ではよく夕食後のまったりした時間に家族で「しりとり」をします。
国名・地名に限定したり、絵だけでやりとりしたり、その時々の思い付きで条件を付けたりもします。

そんなある日、なんとなく「LINEでしりとりしてみる?」という話になり、スマホやタブレットを片手に始めたのですが、思った以上に楽しめました。

例えば、いつも悩みの種となる「る」から始まる言葉。
「る」を入力した時点で、予測変換機能が候補をずらずら~っと出してくれるのでいつもは思いつかないような言葉が返せる、というところが、いつものしりとりと違っていました。
「る」だけでなく、どんな文字から始まる言葉でも、普段使わないようなものを見つけて、ちょっと勉強になったりもします。

予測変換といえば、最近使ったり、よく使ったりする言葉が最初に現れるので、「○番目に出てくる言葉」だけでしりとりしてみるのも面白いかもしれませんね(変な言葉が出てくるのが怖くて、その時は言い出せなかったですが・・・)。

難点はいつも以上に終わりがないことくらいでしょうか。
辞書の力を借りているようなものですから、誰かがうっかり「ん」の付く言葉を入力するまで延々と続きます。
或いは、だんだん飽きてきてフェードアウトするか、どちらかです。

LINEを使うので、目の前の家族だけでなく、離れたところにいる友達とも遊べそうです。
ただ、しりとり中のタイムラインに他の言葉が混じるとややこしくなるので、やっぱり、表情や言葉での反応が目の前で見られる方が面白いかな、とは思います。

色々なところで話題になるLINEですが、こんな楽しみ方もありますよ、という一例として紹介させていただきました。
他にもスマホ・ケータイの面白い利用の仕方があれば、ぜひご紹介ください。

ところで、テーブルを囲んで家族全員がスマホやタブレットに向かい、目の前の人とLINEでやりとりしている光景って想像すると異様な感じですよね。

何年か前に見た映画に、隣の部屋にいる夫に食事の用意ができたことを妻がメールで知らせるシーンを見て、何とも言えない気持ちになったのですが、傍からは同じように見えるかもしれません。

でも、今回はLINEをツールとして使っただけで、やりとりはいつもの家族団らんの時間と同じです。
異様な風景の中でも、ちゃんと家族のつながりという土台があるのなら大丈夫かな、などと思ったひとときでした。
もっとも、これはスマホやネットに依存気味のわが家の言い訳で、やっぱりこんな家族はヘンなんじゃないかという心配のほうが大きいのですけれども。

67 インターネットラジオと電波混雑

2013/12/13 15:48 に ずきんはな が投稿   [ 2013/12/13 15:48 に更新しました ]

2013年12月07日掲載
【コラム:インターネットラジオと電波混雑】

radiko というラジオアプリがあるのをご存知の方もいると思います。
インターネットラジオと呼ばれる、地域のラジオを聞けるサービスです。
これは便利だと思って、私もスマホに入れてあります。

でもこれ、インターネット接続を利用して聞いているのですよね。
なんだかな?
ラジオを使えば近所の局は聞けるのに、どうしてわざわざネットを使って聞いてるのかな、なんて思ったりしませんか?

どんな通信を使って聞いているのかな? 小さな頃からIT技術というブラックボックスの中にいると、意識できないかもしれません。

テレビを見るのにアンテナを使いますよね。(ケーブルもあるけど)
電波の届くところなら、どこでもテレビが見れますし、みんなが同時に見てもなんの問題もありません。
ラジオもそう。電波の届くところなら、どこでも聞けるし、そこにいるみんながラジオを聞いていても、なんの問題もありません。公衆の電波を受信するだけで、一方通行の通信ですから。

インターネットは違います。双方向の通信です。
インターネットを使うと、もし、そのネット回線にたくさん人が集まると渋滞が起こります。
満員電車の中で、全員がネットに接続している、というのも現実味を帯びてきたのではないでしょうか。
高速道路のようなもので、都市部での電波はすでにあふれるほどに密集していて、すでに輻輳問題(※)が起こっているようです。

※輻輳

みんながインターネットに繋げることに慣れてしまうと、ネットに繋がるのが当然であるかのように社会が動いていきます。その裏で起こっている問題は、少し電波のことを知っている人でないと原因まで思い当たらないかもしれないですね。

満員電車の中にいるなら、ラジオは普通のラジオで聞けばいいのに、と思ってしまうのですがどうなんでしょう。無線LANの電波によってひどいノイズを受けるなんて話も見ましたが、本当だとしたら普通のラジオも聞けない社会になってきているのかと思ってしまいますね。もし、電車の中で普通のラジオ聞いてるよ!という方がいらっしゃったら、ぜひぜひ教えてください。

今の子供たちはラジオのチャンネルを丸いダイヤルで探したことなんてあまりないでしょう。自分のいる場所には、どんなラジオの電波が届くんだろう、とか電波の知恵に触れるチャンスが既に失われてきているような気がします。

そうそう、車には必ずラジオがついていますが、都市部では車は持たない、という方も増えてきていますね。

普通のラジオ、おうちにありますか?
こないだ、我が家で防災用にと思って置いといたラジオ、電池を入れっぱなしにしてしまって、液漏れを起こしていて使えなくなってしまってました。
買いなおさなくては、と思っていたところだったので、話題に上げて見ました。

無線LANの混雑にご興味のある方は、総務省が出している「無線LANビジネス研究会」の報告書が見れるようになっていますので、読んで見られてはいかがでしょうか。


66 エゴサーチとブラウザの使い分け

2013/12/13 15:43 に ずきんはな が投稿   [ 2013/12/13 15:44 に更新しました ]

【コラム:エゴサーチとブラウザの使い分け】

エゴサーチって聞いたことはあるでしょうか。
自分自身の情報を検索する行為のことです。探してみると、名前が珍しくなければ、同姓同名の方が結構見つかると思います。

Google や Yahoo で検索すればたくさん引っかかってきます。
似通った名前も引っかかってきて、結構な件数で出てくるかも。


こちらの記事を見てみると、意外にもこのエゴサーチをしたことのある人は多いようです。
自分自身の情報がどのように見えているか、どのように検索エンジンに引っかかってくるか、私は結構、職業柄で気になるのですが、子供たちは意識したことないかもしれませんね。


■ログインせずにエゴサーチ


facebook などではログインすると自分自身のマイページとなってしまいますから、他人からどう見えているかわかりません。ログアウトすれば確認できますが、設定してはログアウトして、などとちまちまやるのは結構面倒な作業になってしまいます。
こういう時には、違うブラウザを使うのがおすすめです。

自分が公開するつもりのない情報を公開していないか、普段使っているものとは違うブラウザでログインしていない状態で確認してみましょう。
facebook などのウェブサービスは、結構システム変更などで設定が変わったり、新たな設定が増えたりしますから、何か変わったな、と思ったらその時にはエゴチェックをしておいた方が良いと思います。

もし普段お使いのブラウザがインターネットエクスプローラーなら、下記のブラウザが無料で使えますから、インストールしてお使いください。有名どころでは以下の4つ。

Chrome/Google

Firefox/Mozilla

Safari/Apple

Opera/Opera foundation

(※PCでお使いの場合のおすすめです。スマホの場合、ブラウザを変えるとフィルタリングの恩恵を受けられなくなる場合があります。また、他のアプリとの連携がどのように行われているかも不透明なので、PCでのチェックを強くお勧めします。)

ログインしないブラウザをひとつ決めておくのが便利でしょう。


■検索エンジンが取得するものとサジェスト機能


このエゴサーチ、自分の名前で検索をする、ということは検索エンジンに「そのキーワードで検索した」という行動を教えることになりますので、再々やるのも考えものです。時折やる程度で良いと思います。

珍しい名前の方は特に要注意。組み合わせキーワードで検索すると、他の人がなんらかの検索をした時に、「サジェスト機能」と呼ばれる機能で検索の候補一覧に出てくる恐れがあるかもしれません。Googleの検索フォームに、文字を入力すると、下に窓が開いて、候補が出てくるのを見たことあるでしょうか。

このサジェスト機能については、裁判事例があります。


■Me on the Web


Google には 「Me on the Web」というサービスがあります。

その紹介記事がこちら。

すでにこういうサービスをしている、ということは需要があるということの表れでしょう。
アラートというサービスも使えます。気になる方は設定しておいても良いかもしれません。

これらはGoogleアカウントでログインして使う必要がありますので、普段お使いのブラウザでどうぞ。


■自分の行動をチェック


Googleやfacebookには「アクティビティ」と呼ばれる自分自身の行動の記録が見られるようになっています。セキュリティ的にも記録は見ておくほうが望ましいですから、これもぜひおすすめしたいチェックです。

facebookはこちら

Googleはこちら

システムに振り回されないように、普段から、設定の内容は確認しておきたいですね。
ふと、気になった時に見直しするのが良さそうです。
就活中の学生は、人事がチェックしているという話をあちこちで聞くことになるでしょう。
自分自身のネット上の情報は、自分自身で把握しておきましょう。

65 ソーシャルって別に新しくない

2013/12/13 15:39 に ずきんはな が投稿   [ 2013/12/13 15:39 に更新しました ]

2013年11月24日掲載
【コラム:ソーシャルって別に新しくない】

「ソーシャルネットワーク」なんていう言葉が出てきて、そんなに日は経っていないように感じます。新しいビジネスチャンスだとか、これからはソーシャルの時代だとかWEB2.0だとか、様々言われていたのですが。

はて、今までと何が違うのだろう、と感じることもよくあるのです。
知らない人とおしゃべりをする。これが浪漫だった時代もありました。

ビンの中に手紙を入れて流したり、風船に手紙をつけて飛ばしたり、とかありましたよね。
随分時間のかかる話です。
ペンパルもそうですね。少女雑誌には文通相手募集コーナーがありました。
海外の子供と英語で文通する英会話クラブなんてのも流行りましたね。
駅の掲示板とか、ハム無線とか。今でも喫茶店に、誰でも書けるノートが置いてあったりすると、中を開けて見てみたりしています。

もともと、そういうソーシャルな活動というのはインターネットがない時代からたくさんあったと思うんです。

世界中の人はみんな繋がっている、という実験をした学者さんがいます。有名な実験です。

スモール・ワールド実験

「知り合い関係を芋づる式にたどっていけば比較的簡単に世界中の誰にでも行き着くという仮説である。あえて日本語にすれば(広いようで)「世間は狭い」現象である。」

これは仮説として立てられた、「六次の隔たり」を元に行われたとあります。

「この実験ではネブラスカ州オマハの住人160人を無作為に選び、「同封した写真の人物はボストン在住の株式仲買人です。この顔と名前の人物をご存知でしたらその人の元へこの手紙をお送り下さい。この人を知らない場合は貴方の住所氏名を書き加えた上で、貴方の友人の中で知っていそうな人にこの手紙を送って下さい」という文面の手紙をそれぞれに送った。その結果42通 (26.25%) が実際に届き、42通が届くまでに経た人数の平均は5.83人であった。」

これと似たような実験は結構されているようで、日本のテレビ番組でも企画されていたようですね。

この会の活動でもお世話になったGREE。この六次の隔たり、Six Degrees of Separation のDegreesが由来なのだそうです。

古きよき時代、と言えるのかどうかはわかりませんが、この誰とでもどこかで繋がっている、という感覚にはやはり浪漫を感じてしまいます。この不思議な感覚は今電子化されて、facebookで自分で見れるようになってから、いつのまにか消えてしまいました。

むしろ悪意のある人ともつながる、ということに逆に危険を感じるようになりつつあります。
辿り着こうと思えばたどり着いてしまう、この人とのつながり。

良いことも悪いこともすべて、ネットは繋げてしまうものだということは、重々子供には理解してもらわなければならないわけですが、目に見えないものをどうやって伝えるか。これが大変難しいのですよね。

浪漫と感じるか、恐怖と感じるか。心持ち一つなのかもしれません。
どちらもバランスよく持ち合わせるのがいいのでしょうね。

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