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vol.04 201401~03

85 草の根ネット?パソコン通信時代とネチケット

2014/05/25 6:56 に ずきんはな が投稿   [ 2014/05/25 6:56 に更新しました ]

2014年03月29日掲載

いつもとちょっと趣向をかえて、昔話をひとつ。

インターネットがまだ普及していなかった頃、草の根ネットと呼ばれるホストシステムが全国津々浦々に存在していました。モデムと呼ばれる通信機械を使ってつなげます。

私がいつも通う(?)ところは近所の企業が主でした。電話代が安かったからですね。3分10円の時代です。ダイヤルアップでつなぎ、未読だけをダウンロードして落ち着いて書き込みを消化する、という日々を過ごしていました。草の根ホストだけで、近所に3、4箇所ありました。

もちろん複数人が同時につなげると話中になるんです。そうなると、つながるまで延々とリダイヤル。電話番号を間違えると悲惨です。モデムの向こうで、「もしもし?」と聞こえた日にはドキドキしたものです。

ホストシステムと電話回線があれば、自分で草の根ネットを開くことができました。
友人の自宅に電話でつなげて1:1で対戦ゲーム、なんてこともやりました。
たまたま、同時につないでいる人と、チャットできました。

そんなこんなで、niftyとPC-VANという大手のホスティングが出てきました。みんなこぞって大手に集まり始めます。掲示板にはシスオペと呼ばれる人が付き、人々のやりとりを時に誘導し、時に削除をしたりと、運営に携わりました。

掲示板では、どのような場所でもまるでケンカのようなやりとりが行われました。

書き込みは夜にするな、という言葉を見るようになりました。
送信するまえに、一晩寝かせてから書き込むように、なんてネチケットが出始めます。
当時から、夜は冷静になりにくく、ヒートアップしやすい、というのは共通認識になりました。

最初はROMってろ、なんてのもよく聞きました。
Read Only Member の意味です。
まずはその掲示板の雰囲気を読み、何を話し合っているか理解してから参加すると混乱が少ない、という配慮だったのでしょう。

たとえそうであったとしても、知識人たちは堂々とやりあっていました。草の根のホストの中で、みんな真剣にまちづくり、地域のことを語り合ったり、考え方を述べ合い、様々な意見が世の中にあるのだと気がつかされました。

その中にカータンがいました。カータンとその掲示板にいた人たちは、その後まちづくりの話が出るたびに、名前を見聞きしました。
そして、カータンこと嘉田知事は、滋賀県知事として活躍されています。

あの時熱く熱く語っていらっしゃった内容は、当時子供の私には分かりませんでしたが、真剣に論じ合う姿は実に強く印象に残りました。内容については多すぎて追うこともできずによくは覚えていません^^;

政策については様々なご意見もあると思いますし、政治的な話は出来ないのですけれども、まちのことを真剣に話し合っていた当時の想いは今も生きているのだろうと、当時をみていたからこそ信じられます。
(※私は政党に属しているわけではありません。個人の印象です。)

話は戻って、当時はネットで決済するようなことがなく、もっぱら趣味、ゲーム、そして議論の場だったんですね。この様な感じで、当時を見ていた私たちは、夜のネットでのやりとりは感情的になりやすくケンカが起こりやすいことを経験的に知っています。
いま、子供たちがネットで友達と話をしているのをみるにつけ、起こるべくして起こる事が当然起こっているのだと思わざるを得ません。そこにケンカを諫めてくれたり、なだめてくれるシスオペはいないのです。

ネチケットという言葉は古いのですけれど、子供たちに伝えるのに、もう一度ネット掲示板の原点を教えるのも良いのではないかなあと思っています。

少し難しい文章ですが、ご興味のある方はこちらをどうぞ。


1995年にIETF(インターネット技術標準化推進団体)から発行されたRFC(Request For Comment)と呼ばれる文書です。

「◇よい経験則:送信する内容には慎重さを、受信する内容には寛大さを心がけましょう。たとえ挑発されても、激情的なメッセージ(これを「フレーム(flames;炎)」と呼びます)を送ってはいけません。一方、もしあなたが火あぶりにあって〔非難されて〕も、驚いてはいけませんし、フレーム・メッセージに対しては応答しないのが賢明なやり方です。」

このRFCが出た1995年からもうすぐ20年が経とうとしています。さて、その事に皆さんはどう感じられるでしょうか。


84 学校で○○を禁止してくださいと要望を出す事について思うこと

2014/05/25 6:49 に ずきんはな が投稿   [ 2014/05/25 6:49 に更新しました ]

2014年03月22日掲載

なぜ、保護者が学校で禁止してほしいと思うのか、いろいろパターンがあると思う。

1)周囲の子供たちに伝えられない
2)自分の子に伝えているけど効果がない
3)直接伝えずに学校から伝わった方が良いと思っている

これらの場合、保護者はなんとかしたいと思っている、ということは確かだなあと思う。

要望を出さない保護者はどうだろう。

4)自分が伝えれば十分だと思っている

殆どの保護者がこれだと思う。地域差はあるかもしれない。

問題は以下の3つのパターン。

5)保護者自身が「なぜだめなのか」について理由がわからないので伝わらない
6)禁止する必要がないと思っている
7)関心がない

5だとすれば、これは理由を共有できるような取り組みがあれば解決しそうな気がする。
6については微妙かも。子供が自分でコントロールできていて、必要がない場合もある。ただ、6と7が重なった場合どうか。

この状態に陥るにはなんらかの理由があるのかも。保護者が多忙を極める場合もあるだろうし、どうしても身動きできない場合もあるだろうし。

そんな場合だと、禁止するよりは容認しているほうがお互い楽に生きられるという事情があるかもしれない。

そういう一部の禁止されない家庭の子供たち、はたしてどれくらいいるかな。

禁止されない子供たちを見た別の子供たちが、その不公平感を保護者に訴え、訴えられた保護者が強く禁止できずに受け入れてしまうことによって、周囲にもじわじわと容認が浸透し、ついにはきわめて高い子供たちへの普及率につながったってことかな。普及してしまったものはもう仕方がない。

この普及が進んだ上で、今の保護者としては「学校が」という大義名分を得ることで確かに子供に言いやすいかもしれない。

学校が要望を受け入れて方針を打ち出す理由はそれだけなのかな。

教育が義務化されて久しい今、学校教育を受けていない保護者はほとんどいない。
学校とは教育を受ける場であり、日本では常に教わるという一方通行の教育によって社会に出る。

「教わる」という姿勢だけを学んてきた今の保護者は、「教えられていない事」について無知かもしれない。つまり、子供に社会で生きるための自由と制限について、十分な論を持たない場合が多いのではないだろうか。

そして実は、個々の教員も同じ理由によって、保護者に対して学校で一律に禁止してほしいという要望を打ち消すだけの、家庭でやるように言えるだけの腑に落とせる論がないのではないだろうか。

そもそも、家庭の事情は千差万別あり、画一的な見方をすることなんてできない。
それを一律に禁止することは、実に楽な方策と言える。これは何かに似ている。
子供たちが言う「みんな持ってるから自分も欲しい」だ。保護者は「みんなが禁止だからあなたも禁止」と言うわけだ。同じことを言い合っているに等しい。

でも思いだしてみたい。

千差万別の事情があるからこそ、相手を思いやり、事情を察し、「お互い様」という素晴らしい言葉が生まれた国にいるのではないのかな。

多様性を容認し、互いに互いの時間を縛り付けることなく、時に譲り、時にお願いをすることによって、良好な人間関係を築く。

学校と保護者の間で、この良好な関係が築くことができないからこそ、一方的で暴力的な要望や、画一的で押し付けがましい方針に偏ってしまい、その理不尽な大人の振る舞いに子供たちは振り回される。

子供たちはその理不尽さに気が付いてると思う。

ちなみに、○○は何でもよくて、携帯でもよいし、スマホでもよい。LINEでも良いし、ゲーム機でも良い。もちろん、テレビでもいいと思う。ずっとこれらは繰り替えされている問題であることは単語をすり替えることによってよくわかる。

「他所には他所の事情がある。うちはうちの事情がある。」

それだけで十分だとは思うのだけれど、なかなかそう簡単には腑に落とせないんだろうな。

みなさんの家庭ではどんな風に子供に伝えていますか?

83 これからの出会いの話をしよう

2014/05/25 6:33 に ずきんはな が投稿   [ 2014/05/25 6:34 に更新しました ]

2014年03月08日掲載

先日、「もし、子供がネットでやり取りしている人と会ってみたいって言ったらどうします?」と聞かれました。

”ネットで知り合った人と出会ってはいけません”

これ、いろいろな場所で聞く。
子供にももちろん言い聞かせてる。
でも、自分はどうなんだろう?

私が初めてネットの中で出会った人とやり取りしたのは、1996年。
Windows95が搭載されたパソコンを自分のお金で初めて買った年。

当時のインターネットは「従量制」といわれる、接続した時間の長さに応じた課金制度で、草の根BBSといわれるところに直接電話をかけてつながったのが初めての「見知らぬネット上の人との会話」だったかな。

それから少し時が流れて、テレホーダイ契約を行ってより長くインターネットの向こうにある世界とつながる時間が増えた。
北海道に住んでいた人とチャットで疑似TRPG(ロールプレイングゲーム)をしたのは懐かしい思い出。
インターネットってこんなに遠くにいる人と文字会話ができるんだ!って感激したな。

子供が生まれて、ちょうどそのころ、当時よく利用していたサイトで3周年オフ会を開催するよ!なんて書き込みを見て心躍らせたのを覚えています。
探してみたら、まだそのオフ会の告知サイトがあったりと、このコラムを書きながら懐かしがったり。

あの人この人、どんな人なんだろう。
大阪駅界隈の居酒屋。
受付での名乗り。
目の前に並んでいた人とは今でも付き合いが続く仲になっている。

”ネットで知り合った人と出会ってはいけません”
今から10年ほど前の話。

十分、大人として周りを見ることができるようになった年齢で、ようやくネットで知り合った人と顔を合わせました。

さて、立場を子供たちに向けてみる。
「ネットで知り合った人に会いたいねん」
そういわれたときに、自分はどうこたえるんだろう。

もちろん。ニュースや色々な相談内容を目にするたびに、ネットでの出会いの危険性を考える。

私が関わる勉強会に初めて参加する中高生を何人か見てきた。

勿論、友達と一緒に参加したり、すでにほかの勉強会に参加していたりして初めてのオフの場での出会いではないんだと思う。

彼らの保護者はどういった思いを抱いていたんだろう?

勉強会の情報は極力オープンに。
保護者が不安になった時に、勉強会そのものを調べることでその場が信頼がおけるところなのかどうなのかを考えてもらえるといいなと思う。

でも、1対1は?

昔のネットは古き良き時代。
でも今は?

人から見える場所だけでつながっていた時代と、人から見えない場所でつながれる時代。

これからの出会いの話を子供とするときに、私は、そして子供はどういった選択をするんだろう。

ふと、そんなことを思った会話でした。

82 行動ターゲティングと子供

2014/05/25 6:25 に ずきんはな が投稿   [ 2014/05/25 6:26 に更新しました ]

2014年03月01日掲載

今や、ほとんどのサイトに広告がつきまとうようになりました。

先日、Yahooきっずの検索データベースについてお話を伺いましたが、サーファーと呼ばれる人たちが人力で探し当てたもののみを対象としているという事がわかり、その運営体制には脱帽するばかりです。子供を対象にする、ということを長く考えてきたからこそのサイト作り、とても参考になりました。

さて、そのお話の中で、子供の検索するキーワードは特徴的、という事を挙げられました。

実際の内容は実に子供らしい、文章をそのまま入力するだとか、人気アイドル、学習過程における調べ物。まあそもそもYahooきっずで検索するわけですから、それは最初から子供が来るという想定ですね。

ではもし、他の大人向けの検索エンジンだった場合、検索しているのは子供か否か。実は結構、その行動から読み取られていることはあるんじゃないでしょうか。

時間帯、季節、などなど、様々な条件下でも得られる結果が違ってくる、という事でしたから、それを解析する側にとっては、どんな人間がこの検索をしているか、ページを見ているか、ある程度わかってくるものなのでしょう。


こちらにパーソナルデータについての資料をみつけました。一時話題になったものです。

高校生の娘宛に赤ちゃん用品のクーポンが届いたとクレームを出した父親のニュースが取り上げられています。実は本当に身ごもっていて、趣味指向のデータ分析によって発覚したというお話でした。

消費者の趣味嗜好、行動を読み取って、おすすめ商品を表示させる広告。相手が子供の場合には、どのような配慮がなされているのでしょう。

結構昔になりますが、映画「マイノリティ・リポート」をご覧になったことはありますか?

街の中を歩くだけで、目の前にあるディスプレイに、ターゲッティングされた広告が再生されるシーンは当時とても印象的でした。

もうすぐ実現しそうな気がします。

子どもに向けて配信される広告。そうではない広告。

お母さんのお腹にいるときから広告が配信される。

生まれてくる子どもは何を欲しがるのでしょう。母親は何を与えたいと思うのでしょう。

消費行動を促される世界の中で、心の成長をまたずして子どもをターゲットにする是非、そろそろ考えはじめてもいいと思っています。

81 デジタルネイティブな皆さんへ

2014/05/25 6:21 に ずきんはな が投稿   [ 2014/05/25 6:21 に更新しました ]

2014年03月01日掲載

今日、紹介するコラムは小学校の先生が全校文集の中で書かれた文章です。

片山先生に承諾をいただき、全文転載をさせていただきました。

学校での先生方の取組の上で、子供たちが様々なことを学び考えるとしたら、私たち保護者もまた子供に教えられながらも、学び考えていきたいですね。



デジタルネイティブな皆さんへ
六年一組担任  片山 敏郎 
 生まれたときから,スマートフォンやタブレット端末,携帯型ゲーム機などに自然に親しみ,日常的に抵抗なく使うことのできる人を「デジタルネイティブ」と言います。

 ネイティブとは,生まれながらに,という意味です。英語を生まれたときから使っている人のことをネイティブスピーカーと呼びますね。そのネイティブです。

 ところで,言葉のネイティブと,デジタルのネイティブは,どこが違うのでしょう。実は,大きな違いがあるのです。

 言葉のネイティブには,生まれた時から,身近にお手本があります。それは,親であり,かかわってくれる大人たちです。回りの言葉掛けが,本人の言葉の能力を育てます。当然,不適切な言葉は,注意を受けるなどして修正されながら,よりよい言葉を身に付けていくようになります。

 一方,デジタルネイティブには,お手本となったり,教えてくれたりする大人が回りにほとんどいません。親や先生を含め,周りにいる大人たちは,ネイティブではなく,大きくなってからデジタルの使い方を学んだ人たちばかりです。中には,デジタル機器を使うのが苦手なため,「私はアナログ人間だから」といって,デジタル機器を遠ざける人さえいます。

 そのため,デジタルネイティブの中には,大人を馬鹿にして,デジタルとの適切なつきあい方を学ぶことなく,自分の狭い経験だけで,都合のいいようにデジタル機器を使ってしまう人もいます。そういう人の中には,自分の力を過信してルールを破ったり,危険な使い方をしたりして,様々なトラブルに巻き込まれる人もいるのです。

 デジタル機器は,自分の力を拡張してくれる素晴らしい道具です。ちょうど,自動車に乗ると遠くまで行けるように,使わない場合に比べて多くのことができるようになります。だからこそ,トラブルに巻き込まれない方法を学び,上手にデジタル機器を使いこなす能力を高めていくことが重要です。

 六年一組では,総合的な学習の中で,デジタル端末を用いて情報を集めたり,マインドマップや,デジタル思考ツールを用いて,考えを整理・分析したり,マンガ文化を広めたり,新バス交通システムを成功させる課題解決の方法をプレゼンテーションをしたりしてきました。 

 これらの学びが,これからの日本をリードする皆さんの今後に役に立つと信じています。

80 教えて通報方法!こんな時にどうするの?

2014/02/16 6:33 に ずきんはな が投稿   [ 2014/02/16 6:34 に更新しました ]

2014年02月15日掲載
「子供のケータイ番号。Twitterに晒されてんねん。どうしたらいい?」
「してもいない資料請求を大量に住所使われたみたいで...」
「迷惑メールがたくさん来るようになって...」

 昔だったら、電話ボックスに電話番号を貼られた。店屋物の出前が大量に届く。不幸の手紙が来る。といったようなことが、ネットを使うことで容易に、しかも痕跡を見つけにくく、さらに後まで続く方法で『いやがらせ』を行われることがあります。

 もちろん、根底にはいやがらせだけにとどまらない色々なことがあるのかも知れません。

 その場合、私たちってどう対応したらいいんでしょうね?
 システム的にできることってあるんでしょうか?

Twitterに個人情報を書き込まれた(ケータイ番号や住所、学校名等)場合の対応方法


 去年の夏、有名人がケータイ番号をTwitter上に公開したことで、自分も公開した。いやいや、自分のではなく自分が持っているつながりのある人のケータイ番号を公開した...と書き込んでいる人が増加したのをご存知ですか?
 もちろん、自分の番号を公開するのは自己責任だろうという考え方もあるでしょう。
 でも、つながりのあるというだけで公開されてしまった番号はどうでしょう?
 本人に成りすまされて公開されてしまった番号はどうでしょう?

 もちろん、ケータイ番号やメールアドレスを晒されてしまった場合には、それらを変更をすることで回避するという場合もあるでしょう。でも、繰り返される場合にはやはり何かしらの対応が必要になってくるのではないでしょうか。
 それに、住所は簡単に変更できませんよね。

※※Twitter社へ通報する※※


 ■Twitterヘルプセンター | Twitterルール 

 Twitterが公開しているTwitterルールではこんな一文が書かれています

個人情報:クレジットカード番号、住所、ソーシャルセキュリティナンバー/ナショナルアイデンティティナンバーなど、他者の個人情報または機密情報を、本人の承認や許可の表明なく公開、投稿することを禁じます。

 自分や子供のケータイ番号が晒されていたら?
 RT(リツイート)やそれ以外の場所への拡散も懸念されるところですが、まずは通報を行うというのが最初の一手かもしれません。

 ■Twitterヘルプセンター | 違反を報告する方法 

ケータイ番号の場合には、『個人情報の投稿』の項目が役に立つはずです。
・個人情報が記載されたツイートへのリンク
・報告されたツイートに記載された個人情報があなたのものであるという証明
・報告された情報がインターネット上の他の場所に投稿されていないことの証明
・メールアドレス

 『報告された情報がインターネット上の他の場所に投稿されていないことの証明』が少し難しそうです。
 もし、偽のプロフィールサイトを作成されていたら...そのサイトをたどっていく必要が出てくるかもしれませんし、その情報を先に報告する必要があるかもしれません。

 そういった場合にはどうすればいいのでしょう?

※※国の通報機関を利用する※※


 技術のある人や、法的な手続きを自分でできる場合には、『プロバイダ責任制限法』という法律に基づいて削除申請するということもあるでしょう。でも、どうしたらいいかわからない!という場合には、きちんと国として相談窓口が用意されていることも知っておいてください。

 ケータイ番号や住所など、個人の名誉やプライバシーを侵害するような内容を公開された場合には利用できるんです。

 ■インターネットによる人権侵害に注意!:政府広報オンライン 

被害者自らが削除を求めることが困難な場合は、法務省の人権擁護機関である全国の法務局およびその支局(以下、「法務局」といいます)にご相談ください。

法務局では、まず、プロバイダへの発信者情報の開示請求や人権侵害情報の削除依頼の方法について助言を行うなど、被害者自らが被害を回復・予防を図るための手助けをします。


 どうしたらいいかわからないと悩み思いつめる前に。
 こういった窓口の存在をきちんと知っておくことも大切ですし、悩んでいる人がいる場合には伝えることができると良いですね。

※※着信拒否サービスを利用する※※


 ケータイ番号を変更せず使い続ける場合には、非通知の番号から拒否する設定は可能ですし、通知された電話番号からの着信は無料で拒否することができますので、そちらも存在を知っておくと便利かもしれません。

 ■迷惑電話ストップサービス | サービス・機能 | NTTドコモ 
  最後に応答した着信の拒否や、拒否番号登録が無料で最大30件まで可能です。

 ■迷惑電話撃退サービス│通話サービス│au 
  最後に応答した着信の拒否が、月額100円で最大10件まで可能です。

 ■「ナンバーブロック」で、拒否したい電話番号の登録方法を教えてください。 | ソフトバンクモバイル 
  最後に応答した着信の拒否や、拒否番号登録が、月額105円無料で最大20件まで可能です。

 こうやって見ると、子供に持たせるのならドコモがサービスとしては安心なのかな?と思ってしまいます。

※※迷惑メールに対応する※※


 迷惑メールに関しては、きちんと対応方法が掲載されているサイトがありますので、そちらの紹介を行います。

 ■迷惑メール相談センター|JADAC 

 サイトの中ほどに『迷惑メールを受け取られた方へ』という表示があり、3つのカテゴリにまとめられています。
  1. 知  る:迷惑メールの種類や規制する法律、相談先など
  2. 防  ぐ:迷惑メールをブロックするための設定やサービスなど
  3. 予防する:迷惑メールを受け取るきっかけを作らないために
 インターネット上で被害にあうことは、見えない相手に対応する必要があり不安になることもたくさんあるかと思います。被害を受けた場合、一人で悩むのではなく、相談する窓口がある。通報する窓口がある。ということをぜひ知っておいてください。


79 このくらいえぇやん

2014/02/16 6:17 に ずきんはな が投稿   [ 2014/02/16 6:17 に更新しました ]

2014年02月08日掲載
「友達なCERO『D』のゲームやってるねん。なんで俺はあかんの?」
「あと10分やって、えぇやん今日ぐらい」
「ゲーム機なんで持って出たらあかんの?」
「なんで友達以外つながったらあかんの?」
「なんで写真載せたらあかんの?顔写ってへんやん」
「なんでLINEのアカウントTwitterに流したらあかんの?電話番号ちゃうしえぇやん」

なんで?どうして?このくらいえぇやん。

世の中には「このくらいえぇやん」が沢山ある。

子供と会話していて思うのは、「このくらい」の幅の違いがとっても大きな問題だと思うこと。

「友達と遊ぶって言ってたけど連絡取らんでえぇの?待ち合わせは?」
「えぇねん。遊べたら遊ぼうって言うてるから。もうちょっとゆっくりしたら行くわ」

え?それえぇの?

「友達の家行ったらおらへんかったわー」
「え?約束してたんちゃうん?」
「遊べたら遊ぼっていってたし、遊ばれへんかったんちゃう?」

ちょwwwww

という会話は一か月にどのくらいしてるのかな。

でけへんことは仕方ない。
友達が無理いうてるし無理なんちゃう?

たぶん、子育てをしているうえで、子供は子供なりに「言っても無駄なものは無駄なんだ」って思ってる。
すぐにあきらめたり粘ったりしないのを見ると口説けよ説得しろよって思う。
自分で考えれる子供にしたいと思いながら、なんでもいうことを聞くいい子ちゃんでいさせてるんだなぁと最近特に思う。

「友達なCERO『D』のゲームやってるねん。なんで俺はあかんの?」
は、理由を話してうちはうち、よそはよそを納得したみたいで、早く次のCEROレーティングのゲームができる年齢になりたいと思っているそうだ。

「あと10分やって、えぇやん今日ぐらい」
は、すでに勉強も何もかも終わらせておかーちゃんがあれやった?これやった?と聞かれる前に全部済ませてから聞いてくる。

「ゲーム機なんで持って出たらあかんの?」
中学に入ったら責任もって持っていったらえぇけど、小学生の間はあかんて言っていたからそれなりに守ってたらしい。

「なんで友達以外つながったらあかんの?」
タブレットのパズドラで友達以外とつながることをダメって言ったので、彼がつながってるのは友達と私と私の友達。幸いに、みんなそれなりにランクを上げているので子供的には問題ないらしい。

「なんで写真載せたらあかんの?顔写ってへんやん」
まだ、ソーシャルネットに手を出していないんだけど、これもそのうち聞かれるのかな?

「なんでLINEのID Twitterに流したらあかんの?電話番号ちゃうしえぇやん」
これ、知り合いの高校生が言ってた。
電話番号は漏れても簡単に変更できないけど、LINEのIDは退会して取り直せばいいだけだという。
つながりの再構築は仲が良ければ簡単にできるから。

このくらいって難しい。

78 ネット越しで、人柄をどうやって判断していますか

2014/02/16 6:13 に ずきんはな が投稿   [ 2017/02/06 17:35 に oheso tori さんが更新しました ]

2014年02月01日掲載
いつもは書評の時間ですが、今日はお昼コラムになりました。

さて。「ネット上で会話しただけで安易に人を信用するな」と子供たちに啓発するのが我々大人なんですが、もしそう言われたら、子供からこう聞き返されるかもしれません。

「じゃあ大人はどうやって人を判断しているの?」

さて、これにどうやって答えましょう。

これについて、最近気になっている就職活動に焦点を当てて見ました。

今の時代、就職活動も異常な事態になっているという話をあちこちで耳にします。
一人で100社以上も受けるとか。

その100社を受ける事ができるように、マネジメントアプリが作成され、たくさんの会社に応募できるようなWEBサービスが登場し、マッチポンプ的な世情はどんどん色濃くなっていきます。

採用する側はいかがでしょう。何百人もネットから応募してくる中で、一人ひとりを一体どんな情報でもって判断するのでしょう。規模が大きくなればなるほど、数字による判断に依存していくかもしれませんね。

偏差値という数字を出すことによって、人は人柄や能力の判断をその数値に委ねてしまいます。そうすることによって、人柄を判断する能力を実は失っているかもしれません。

人柄を判断する能力を失った大人は一体どれくらいいるのでしょう。

(判断する、なんて実際にはおこがましい話ですね。本来なら、関わり合うことでお互いが影響し、お互いの人柄が作られていくのですから。)

ニコニコ動画で有名な ドワンゴ。採用にむけて受験料制度を導入したというのはまだ耳に新しい話です。

社会のもつ理不尽さに切り込みを入れる新しい取り組み。期待したいところです。


自分たちが数字で判断されていること。将来履歴書に書かれる学歴で判断されるであろうこと。この大いなる矛盾に子供たちは気がついているはずです。だって、子供には言ってしまいます。

「勉強しないと受験失敗するよ!」

でもその一方でみんな言うんです。

「一人ひとり個性があっていいんだよ」

大人の間で繰り広げられるうわさ話。持っている品物で判断される価値観。

見た目が9割。様々なことを話しているのを子供たちはしっかり聞いています。

中卒、高卒、大卒。最終学歴で判断される現代社会。

せめてインターネットの中くらいは、そんなことで判断されない自由な空間で過ごしたいと思っている人は結構いるんじゃないでしょうか。こうなってくると、インターネットはとても魅力的なものに見えるのですよね。

アウトプットだけで判断してもらえる匿名の世界。
学歴もない、成績表もない。それが見ず知らずの人との会話。

だからこそ、それが救いとなる人もいる。

みなさんはどうやって人柄を判断しますか?
気が合うかどうか?偏差値?所属?理念?実績?

お話してみて、なんとなく気が合って。
自分のこと分かってくれてる感じがする。
別にそれがどこの誰でも構わないじゃない。

こういう状態になってから、子供に説明するのってすごく難しそうな気がしますね。
だってすごくいい人みたいな気がするじゃないですか。

ネットで出会う人がすべてが悪い人ではない。
中には素晴らしい出会いもあります。

でも、その中には悪い人もいるわけで。
みなさんは、どうやって判断されますか?

77 iOSの機能制限(Webサイト)を使ってみました

2014/02/16 6:09 に ずきんはな が投稿   [ 2014/02/16 6:10 に更新しました ]

2014年01月25日掲載
小6の息子がお年玉でiPod Touch(iOS7)を買いました。
最初が肝心と、初期設定であれこれ触って厳しめの環境で渡したのですが、、、

意外にも?アプリやYouTubeの年齢制限には不便を感じず、一番厄介なのはWebサイトの閲覧制限でした。

Webサイトの制限はiOS7で登場したもので、今回ありがたく使わせていただき、「アダルトコンテンツを制限」としたところ、至るところで制限がかかり、ほぼ毎回サイトの許可のためのパスワード入力を求められる事態になりました。
決して息子がアダルトサイトを見に行こうとしていたわけではなく、例えばパズドラの公式サイトのトップページは表示されるけど中のページを見ようとすると、制限がかかるのです。
ドメイン、同じに見えるのに何で???

そこで、どんなサイトがNGになるのか試してみたのですが、「Yahoo!きっず」もトップページ以外制限がかかってしまうのには驚きました。(写真参照)

いわゆる「ホワイトリスト方式」なんでしょうね。緩すぎるよりは良いのですが、このままいくと、膨大な許可リストが増え続けることになりそうなので、やっぱりフィルタリングソフトが必要なのかな、と思案中です。

こんな風に、実際に使ってみないとわからないことって結構ありますよね。

以前、自分の端末で別のフィルタリングサービスを試したところ、某飲料メーカーのサイトが見られなくて、その原因がお酒も扱っているため(「酒」というワードがひっかかった)と知り、お酒以外のページが見られるようにならないのかな、と思ったりしました。また、Androidのアプリの年齢制限を試したときは、設定されている対象年齢がこれで正しいの?と疑問に思うアプリが一覧に出てきたことがありました。

実際に使ってみることで、それが子どもにとって適切なのかどうかを親自身が判断できますし、まずはスマートフォンやパソコンの設定でできることから、ちょっと試してみませんか?

余談ですが、ガラケーの頃に同じようにWebサイトのアクセス制限を興味本位で試したところ、携帯ショップに行かないと解除できない事態になり、事前によく調べておけばと後悔したことがあります。あれこれ試すときはくれぐれもご注意ください。

76 ゲーム機を通じて会話をしよう

2014/02/08 20:16 に ずきんはな が投稿   [ 2014/02/08 20:17 に更新しました ]

2014年01月18日掲載
【コラム:ゲーム機を通じて会話をしよう】

年始にもらったお年玉。
お子さんは銀行や郵便局へ貯金しにいっていますか?
貯金箱にダイレクト、おうちの人が預かったまま。など、様々なパターンがありますね。

我が家では、お年玉がゲーム機に変身しました。

流石に中学生にもなると、ゲーム機が欲しい理由というのは特定のゲームをやりたいからという感じのようですが、小学生のころは友達の仲間に入れないから。という理由が大きかったようです。

○○くんと、××くんがどうぶつの森してるねん。
ポケモン交換したりな。
狩りがな...

たかがゲーム機とはいえ、やはり高価なもの。
小学校のころは、家族共有の機械。
なので、持出厳禁。

おかーさん、○○くんとか××くん外で通信してるねん。

それが、中学に入るとあのゲームしたいから、この機種じゃないとダメ。

人と同調して会話に入れないから欲しいじゃないんだ。
ちょっとした欲しい理由の違いなんだけど、成長したなぁと感じたり。

オレなまだAとBしかでけへんねんやな?
やりたいのCもあるねんけどなー。
でも、一番欲しいのはAのやつやしこれも一緒に買うな。
早くCできる年齢になりたいわー。

CERO表示。
あくまで指針なんだけど、一番最初にゲームソフトを購入する時にきちんと説明したから自分自身で制限かけてくれている。

たかがゲーム。
だけど、その中にはいろいろな会話が詰まっています。

子供がゲーム機を欲しいと言った時に、理由を聞いたりゲームに関する話をしたり。
一緒に会話をしてみませんか?

併せて読みたい:

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