2 コラム‎ > ‎

vol.05 201404~06

96 インターネットで学べるサイトが増えたけれど

2014/10/31 1:55 に ずきんはな が投稿   [ 2014/10/31 1:56 に更新しました ]

2014年06月28日掲載


ネット大学が盛んですね。gacco、schooをはじめ、大学たちがすべての人に学びを与えてくれるようになりました。

とはいえ大学ですから、子供向けではないですね。

中には幼くても学べる子はいるかもしれませんが、やはりそれは主に大人向けです。ネットに繋がっていさえすれば、誰でも受けられる、とは言えますが、前提条件は書いていない何かが確かにあるように思います。

子どもたちはLINEを使いこなし、アプリをインストールし、コミュニケーションをとるのになんの苦労もしていません。写真をデコり、コラージュを作り、動画をアップし、編集し、と様々な技術を使いこなしています。

時代時代によって、端末は様変わりしていき、私達の時代にブラウン管だった画面は小さなタッチパネルとなってしまいました。直感に訴えたユーザーインターフェースによって、なんとなく見ていれば使える、そんな風に今はなっています。

せっかくこれだけインターネットと便利な端末が普及したのなら、自宅で学べるネット小学校、ネット中学校があればいいのになあと思ったりするのです。

それは放送大学のように、テレビがあり、ラジオがあり、ネットがある、そしていつでも戻ってやり直せる学習の場。中学に進んでも、高校に進んでも、小学校に戻って学習を気軽にやり直せる、大人になってもいつでもそこに行ける、そういうもっと基礎の部分を学べる場所があればいいなあと思います。

もちろんネットで学習動画をただ流す、というのをイメージしているわけではなく、やはり相手によってはネットの向こう側に教員は必要でしょう。そこは人間対人間でないと、心ある教育とは言えない気もしますし。指導者は必要なのです。

子供の学校では、今クラスに2,3人の引きこもりの子がいるようです。学年では10人程度という噂を聞いていますが、定かではありません。知り合いに聞くと「一日も来ていない子はカウントされているけど、何回か来ている子はカウントされてない」という話もあるようで、今の学校ではそんな事態になっているのか、と改めて驚いてしまいました。

そういう子たちが学ぶ場ってあまり聞きませんね。通信制高校などは聞きますが、小、中では?

学校に行っていないからこそ、ネットでつながる余地があってもいいんじゃないかと思うのですが、そういう子どもたちにネットを活用した指導ってできないのかな。

電子黒板とかやっきになって導入するより、ネット専任の教員を増やして、電子会議のように授業する公立のクラスもあってもいいいのになあとか。

まあそんなことを思うわけです。国がやればいいのにね。

95 公共の場でカメラを向けるということ

2014/08/20 18:17 に ずきんはな が投稿   [ 2014/08/20 18:17 に更新しました ]

2014年06月21日掲載



とても簡単に撮影できるようになりました。
カジュアルにそれを楽しむ時代になりましたが、反面、この新しい行動(と言っても、携帯電話にカメラがついて10年以上経ちました)にモラルや倫理観はまだまだ落ち着いてきていないように思います。

何処でも気軽に取れるようになったので、道路上で、電車の中で、学校で、たくさんの人が居る中でも撮るようになりました。撮ってもいいですか?なんて聞くこともなく、他に何が写り込んでも気にしない人も少なくありません。

写り込んでる方は、気が付かないし、気がついていてもそれはたいして問題にはならないかもしれません。
ああ、撮っているな、と思う程度。

GoogleEarth、GoogleStreetMapが発表されたとき、中に写り込んでいる様々な個人情報に当時恐れおののいた人も居ました。車のナンバー、玄関の表札、ラブホテルの前を歩く人々、事故現場。果ては国家機密までもが衛星写真に写り込んでいたという話題も出ていました。

その後、個人情報「らしき」ものについては、モザイクがかけられ、騒動は概ね落ち着きました。
話題になっていた時には、様々な人が問題視していたけれど、徐々に話題も収まり、GoogleStreetMapを利用するのは当たり前のようにもなりました。だって、「便利」だから。

今の子どもたちはすでに、モザイクがかけられた状態でGoogleStreetMapを見ています。モザイクがかけられた経緯はもちろん知らないでしょう。モザイクがかかってなかった事を知ったとしても、それが問題かどうかは判断できるでしょうか。
きっと問題点よりも、Googleにこれだけ写り込んでいるのだから、自分がとっているこの写真もそんなに問題がないだろう、という判断基準としての見本にすり替わっているかもしれません。

そんなこんなで、なんとはなしにどこでもカメラを向けるということはまるで普通であるかのようになりましたが、そこで顔認識技術が頭をよぎります。
Googleが撮影するものには、みんながプライバシーについて問題視できたけれど、個人個人が撮影するものにはあまり気にしません。たくさんの人がそこここで撮影した写真には、撮影した人も知らない人の顔が写っていたりします。でもそれが目に触れることはありません。どこかにひっそりと保管されています。インターネット上に。クラウドと今は言われていますね。

別のところでは、別の写真にタグ付けをし、たとえば「この人は○○さんですか?」というFacebookの問いかけに、「OK」を押しています。こういう、数多の人が少しずつ入力したデータが、すべて集まった時、どんな威力を発揮するのでしょう。

一つ一つの写真にはない情報が、少しずつ、すべて集まった時。
誰も、その撮影されたものを探しているわけではないけれど、写り込んだ別の誰かは探されているかもしれない。もっと別の誰かにタグ付けされていたとしたら。そのタグ付けによる結びつきで、画像検索し、候補写真を得る。そういう事が起こりうることも考えていかないといけない時代が来ると思います。

平穏無事な時には何も起こりません。でも、ほんのすこし波が立った時。衆人監視という神ではない人為的な注目によって、大きな炎上となってしまう。

プライバシーとは一体なんなのか、一度振り返って考えてみたいですね。Twitterのプロフィールにプリクラの顔と共に通った学校をすべて書いてしまう子供のプライバシー感、家族を守る大人の持つプライバシー感との感覚のズレ、その先にある、IT技術の可能性。

こちらに公の場所で撮影したときの肖像権について載せられています。


撮影対象が不特定多数、ということがはっきりするようであれば概ね問題はなさそうです。
若干の映り込みであれば、はっきり顔がわからないだろう、という思い込みがあるかもしれません。
でも、もしその解像度がとても高いものであったとしたら、どうでしょうか。

写りこんだ写真について、「社会生活上受忍限度を超えるか否か」という点についての考え方がこちらに載っていました。


WEB上に公開されるということには心理的な負担がある、とここでは書かれていますが、子どもたちはこの負担感はあまりないかもしれません。むしろ公開しても良い、という気持ちのほうが強い。それは、やはり自分が炎上の中心となるなんて思い至らないからでしょうね。危ない思いをしたことがない子がほとんどです。

良い使い方、悪い使い方、いろいろ使い方はあるのですが、良いとおもって使っている事が、悪い使い方に加担している、ということになり得る事を、大人のほうが可能性を予想し、先回りして伝えていかないといけないなと、最近の動画共有サイトを見て思っていました。

94 書き言葉と話し言葉、顔文字について雑感

2014/08/20 18:02 に ずきんはな が投稿   [ 2014/08/20 18:02 に更新しました ]

2014年06月14日掲載


日ペンの美子ちゃんの広告を覚えていらっしゃる保護者の方は多いと思います。女の子の買う雑誌には大抵美子ちゃんが載っていて、綺麗な字を書こうという子は多かったですね。

当時、雑誌で文通友達を募ったり、海外の子とエアメール友達になったりと、手紙の文化がありました。文章を鉛筆で書くという機会は多かったのです。交換日記や、プロフィール帳、授業中にこっそり渡すノートの切れ端。様々な文章を生活の中で手書きする機会には恵まれていたように思います。

そのころ流行ったのは「まるもじ」。やたらとまるっこい文字を書くのが流行りました。変にくるくると線の端を回してみたりメダカがいたりハートがついたり、様々な工夫もありました。

メールという文化が出始め、手書き文字は「入力」という方法に移り変わりました。文字に工夫することができなくなりましたから、顔文字文化が始まります。「(^o^)」、なんて書いてあると、好意的に書いてある、となんとなく察するわけです。顔文字屋さんも居ましたね。Twitterやニコニコ動画が出てきてからはテレビ放映でテロップにも流されるほどになりました。

そういえば携帯電話にはかなり前から絵文字が使えるようになっていましたね。中にはこの絵文字、顔文字が苦手な方もいるでしょうけど、世の中に受け入れられたスピードは実に早かったように思います。
LINEのスタンプ機能は、この携帯メールの絵文字の時と同じくらい速やかに世の中に受け入れられました。
きっと、書き言葉に抑揚を入れる、という作業はとても重要なことだったに違いありません。

文字入力で会話するようになると、そのスピード感からか、目の前で喋っているかのような感覚になりました。そうすると、今まで手紙やメールに書いていた時よりも、会話口調そのままで入力するようになりました。特にLINEは漫画のような「吹き出し」としてメッセージが表示されますので、会話口調をより強調したくなる画面ですよね。そこで、耳で聞いていれば何気なく表れるであろう、抑揚や感情を入れるために様々な工夫を凝らします。

SNS上の会話によるトラブルには、書き言葉に対する感情、抑揚、ニュアンスの欠如から来るものも多いようです。ほんの少し、話し言葉のようなニュアンスが伝わっていたら、トラブルにはならなかったかも。
そうなる前に子供に保護者同士ががやりとりするメールやLINEの中も見せてあげたりするのはいかがでしょう。

お母さん同士のメールなんて、絵文字ばっかりですし、よく「返信不要」なんて言葉も飛び交います。そろそろ会話を終わらせよう、と思うときは顔文字だけで終わる、なんてこともしばしばあります。気持よく会話を終わらせるようなやり方、皆さん結構ご存知だと思うんですよね。

だらだらと終わらない会話をしているようなときには、みんなで顔文字で(^^)/~~~なんて打てばいいんじゃないの?とか工夫できそうな気がするんです。

そんな便利な顔文字ですが、知らない人から顔文字を使われると、馴れ馴れしく感じることもあります。大人ならこういう感覚をすでに持ち合わせていますが、子供にはないかもしれません。馴れ馴れしいと感じるか、親しみやすいと感じるか、一度子供たちに聞いてみたいところ。

知らない人から突然目の前で可愛いねって言われたらどう思う? ネット上で「かわいいね?(^_-)☆彡」って言われるならどう? なんていう感じで。
馴れ馴れしさへの警戒心は、ネット上では少し培いにくい感じがしています。やはり、実際に会って話をするのはとても大事なことです。(知らない人に会いに行けってことじゃないですよ^^;)

先日、お母さん友達から、子供のメールを自分の携帯で送信させているんだけどね、という話をききました。見守っていると、文章に情報が少なすぎて、誤解されるかもしれないから、文章を直させたというお話。こんなふうに、文字だけのやり取りってすごく気を使うんだって、そばに寄り添って教えてあげるのがいいですね。
生活している中での肌感覚や雰囲気に気を使いつつメールでのやりとりを楽しむというのも、大人になるためのステップなんでしょう。

一律になにかを禁止する、というのではなく、会話の内容にすこし踏み込んで行けるような雰囲気が家庭にあるといいのになあと思います。こんなこと言ってますが、もちろん我が家は改善の余地ありです。想いと現実は違うんですよね。

93 じゃぁ、またパズドラで

2014/08/20 17:39 に ずきんはな が投稿   [ 2014/08/20 17:39 に更新しました ]

2014年06月07日掲載


小学校からとても仲の良かった友達が引っ越しをするにあたって、おそろいの文具とパズドラのIDを添えて渡してきたと子供から聞く。

「メアド交換じゃないの?」と聞くと、
「あいつ、携帯持ってへんから」と返ってきた。

「じゃぁ、パズドラもできひんやん、おかーちゃんの借りてるの?」と聞くと、
「おかーちゃんもスマホちゃうで」と返ってくる。

「それってID渡してもでけへんやん」というと、
「でも、おかーちゃんがスマホにしたらパズドラさせてもらう言うてたで」という。

気の長い話。

そもそも、昔から、彼らの遊び約束を見ているとそんなことが多かった。
去年、書いたコラムを読み返しながら思い出した(※)。

加えて、
「あいつは俺の家の電話番号も住所も知ってるから、引っ越し先の住所とかもまた送ってくれるって。それに、夏休みに他の友達と電車乗り継いでいくねん」。
とか、実に壮大な約束をして帰ってきた。

その時にはパズドラ一緒にできる仲になって入るのかどうかはわからないけれど、彼らなりに今後の交流を模索しているらしい。

なんにせよ、初めての友達の転校という体験を経て成長していくのだろうけれど、ネットが持つ距離感とかもあまり関係なく。
実にクールに別れの挨拶をしてきたようだけど、夜、友達から電話をもらって少し話をしていたようだ。

もちろん、家電話。
だって、彼に貸し出す携帯電話は基本的に充電すらしていないし。

じゃぁ、またパズドラで。
そういって電話を切った声だけ聞こえた。

アプリゲームのメッセージ機能。
ちょっといいかもって感じました。

早く、一緒にパズドラできたらいいね。

※ 2013年7月20日【コラム:遊べたら遊ぼう】

92 覗き見たい?覗き見たくない?

2014/08/20 16:51 に ずきんはな が投稿   [ 2014/08/20 16:52 に更新しました ]

2014年05月31日掲載


「子供のLINEのやり取りが気になるからコッソリ内容見てみたいんだけど...そんな方法ないかなぁ?」
先日、そんな話を聞きました。

少し前に、LINEで自死をほのめかすやり取りがあったという見出しの記事を目にしました。
記事中には、保護者のスマートフォンを利用していたのだから、子供のそういったやり取りを見ていた保護者もいた。と書かれていました。

もし、子供が保護者のスマートフォンを利用していたのであれば、保護者にはもちろんトークを覗き見る機会はあったのかもしれませんが、果たして必ず見ていたといえるのだろうか?と記事中の文章を見て思いました。

甥っ子がLINEをする際にはお母さんのスマートフォンを借りているのですが、貸している立場のお母さんは「見たらうるさいし、通知があっても速攻通知消すねん」と言っていました。

子供のプライバシー。
という言葉がそのあとには出ていました。

話を元に戻して、冒頭の「覗き見たい」保護者の方は子供がネットいじめや犯罪に出会うような書き込みをしていないか?を知りたいから「覗き見たい」という思いに至ったようです。

我が家の場合は、今のところ「おかーちゃんこんな変なんきたわー」とやり取りを子供から見せてくることもあるので、それぞれの性格や年代、性別など色々なシチュエーションが親子の数だけ存在するんだなと思います。

実際、LINEの場合は見ようとしたら方法はあるんです。
・子供に見せてと言って確認する
・子供のパスコードロックを保護者が把握し確認する
・子供のLINEの設定を複数端末でログイン可にしPCで確認する
何れも、子供に了承を得たうえで確認する方法です。

子供のLINEのやり取りが気になる。
子供の電話のやり取りが気になる。
子供の学校でのやり取りが気になる。

勿論、保護者としてはいつまでたっても気になるものは気になるんです。

あとは、保護者としてどこで線を引くのか。

気になる。
気にしすぎちゃダメ。
でも気になる。

子供が色々な経験を積んで大人になっていくように。
保護者である私たちも一緒に葛藤を繰り返しながら本当の意味で育っていけるのかもしれないなとふと思いました。

91 炎上とウェブ魚拓

2014/08/20 16:35 に ずきんはな が投稿   [ 2014/08/20 16:36 に更新しました ]

2014年05月24日掲載


「ウェブ魚拓」、というウェブサービスがあるのをご存じでしょうか。
炎上している時にあちこち覗いたりすると、よくウェブ魚拓へのURLを見かけます。自分の端末でスクリーンキャプチャするのと同じ感覚でウェブサイトのページを簡単な操作でそのサービス上に保存することができるものです。

バカッター騒ぎの時などにはウェブ魚拓がよく使われていて、こんな投稿を見ることがあります。

「魚拓とっといた」

つまり、Twitterやfacebookなどのアカウントとその書き込みは削除されてしまったら見えなくなるため、別のところに保管しておこう、と思う人たちによって「魚拓」されてしまうのです。

その信頼性は、魚拓されたときのURLも一緒に保管されることによって、高められています。
あれ? 魚拓が信頼性を高めるとは? 一体どういうことでしょうか。

自分自身が持つデータ、つまり画像や動画、文字など、どんなデータであったとしても、これは自分が編集可能なデータです。
写真をすこし修正したとしても、他の人にはわかりません。他の人がとった写真を撮ってきて、自分が撮ったと言ったところで誰にも本当かどうかはわかりません。当人が日頃の人間関係で成り立っている信頼によってのみ判断されることになるでしょう。
赤の他人から見て、そのデータの信頼性は本人がなんらかの証明ができない限り非常に低いものとなるのです。

では魚拓サービスの場合はいかがでしょうか。
魚拓サービスは広告収入目的があり、利用者とは利害関係のはっきりしたサービスです。情報の入手元として、URLと共にウェブサイトのページを保管します。
無関係な第3者による、単純に保存するだけの仕組みであるため、見る人は、それが確かにその状態で公開されていたものだろうと、概ね信頼するのです。

不用意な問題発言をツイートしたりすると、こういったサービスを利用して誰かに魚拓を取られることがあります。

これらは発言者(権利者)の申立によって、削除依頼が可能です。
ただし、削除依頼には権利者本人であることを示さなければなりませんので、慌ててアカウントを消してしまったりすると本人である証が立てられずに削除ができなくなる恐れがありますので、注意が必要です。

それとは反対に、自分が誰かに不当な発言をされてしまった場合、逆に魚拓を取る方にもなれるわけですね。たとえば、著しく名誉を傷つけられた場合、命を脅かすような脅迫をされた場合、その証拠保全のために利用するのはひとつの手かもしれません。

ただ、どちらの場合もこの魚拓サービスを元に、さらなる多方面への拡散を助長していることも確かなのです。
こういったことのために非公開用の魚拓も用意されているようで、有料サービスとなっています。

使い方によっては、身を守ることにも、滅ぼすことにもなる諸刃の剣のような、このツール。
是非はともかく、こういったサービスが世の中にある、ということは知っておいたほうが良いでしょうね。

子供に教えてあげる必要はないとは思いますが、炎上などの有事の際にはまっ先に確認したほうが良い場所があることを心に留め置いていただければと思います。

90 セキュリティにかかわる若い人に思うこと

2014/08/20 16:27 に ずきんはな が投稿   [ 2014/08/20 16:27 に更新しました ]

2014年05月10日掲載


少し前、ネットでいろいろセキュリティについて学んだり調べたりしている学生さんは、目的はスクリプトキディ的な自己満足だったり将来的にイケナイことに手を染めたりしないのでしょうか?
と、聞かれたことがありました。

子供とネットを考える会以外に、情報セキュリティ関係のコミュニティを10年ちょっと覗いていた身としては、それって、若い人だけのことじゃないですよね?という答えを最初に返しました。

手の届く範囲で、おかーちゃんたちやIT系の仕事以外に就いている人に話を聞くと、「パソコンばっかりやってる人ってなんか偏ってそう」とか言われる始末。

まじめに取り組んでいる若い人を見ていると、そうでもないよぉと伝えたい反面、やっぱり一定の割合で危なっかしいなぁと不安になる若い人も見かけることもやっぱりあります。

でも、危なっかしい(というより、それあかんやろうという)大人も勿論いますから、じゃぁ大人も若い人も同じちゃうん?と思われそうですが...

大人は、自分のやったことは自分で責任を取るべきだし、思慮判別をもって行動するといいんです。
でも、若い人たちは、今ここで躓いたり脇道にそれた状態だと、やっぱりとっても勿体ないと思うのです。

ちょうど今日、大阪ではセキュリティ・キャンプキャラバンというイベントが開催されます。
120人の参加者中、57人もの学生さんがいます。

彼ら、彼女らはまじめに取り組んでいる若い人たちの一部です。
だって、そのイベントがあるってすべての情報セキュリティに興味のある若い人に届いているわけではないし、大阪であるイベントですから遠方の若い人には参加も難しいかもしれません。

私の子供は、まだまだIT技術に対して興味を抱いているわけでもないのでどんな方向に進むのかはわかりません。
でも、こういった若い人たちを見ていると、道は違っても進みたい方向を見つけて、興味を抱き、追求したい、学びたいという心を行動に移せるって素敵だなと思います。

私たち大人は、どんなことでも道を探している子供たちに、あっちの方向にも進むことができるよ。って、声をかけることで小さな手助けができるといいですよね。

89 やってみましたPTA活動

2014/08/20 16:09 に ずきんはな が投稿   [ 2014/08/20 16:09 に更新しました ]

2014年04月26日掲載


子供とネットを考える会のおかーちゃんたちは、PTA活動にそれなりに参加しています。
本部役員をやったり、長職だったり平のPTA委員だったり。

PTA活動って、実際にやってみるまでって遠巻きに見るものでした。

平日昼間に集まるとか言われたらどうしよう!って思っていた会合も、働く保護者が多い場合は夜間に会合がある場合も多いようです。

PTAって強制参加じゃないんだけれど、その部分を知らない人も結構多くて、入学式の後は役員を決めるまでは帰宅することができないらしいよ。PTA本部に狙いを付けられたら家の前で土下座されるんだって。とか、いろいろ恐ろしい話のほうが耳に入ってきます。

PTAはParent-Teacher Association。

保護者と教員がともに子供のために活動する任意団体です。
そう、任意団体なので強制ダメなんです。

でも、PTAに参加しないと「催しごとのPTAからの記念品は、参加しないご家庭にはお渡しできません」だとか「PTA発行の広報雑誌はお渡しできません」だとか「球技大会の後の差し入れも渡せません」とか言われちゃう場合はあるわけですよ。

で、実際に、長職を1年間やってみました。

毎月1回の夜間会議には、保育園帰りの下の子供も一緒に参加。
平の委員の方とはすべてメールで情報共有。
万が一、体調不良で会議に参加できない場合に誰が代理で参加しても対応できるように意思疎通は大事でした。

会議の中で、学年の先生方の話をダイレクトに毎月聞けるのは、働くかーちゃんとしては非常に有意義。
子供がもらってくる大切なプリントの話も事前に聞けることが多いので、男の子のかーちゃんとしてはこれも大事なことでした。

PTA活動として参加が必要だったのは、長職には毎月の会議。
平委員も必要だったのは、あいさつ運動。行事差し入れ。行事手伝い。

あっという間の1年だったかな。
やってみたら結構良かったかもしれない。
と、振り返って思いました。

もし、PTAの委員が回ってきたら。思い切って1年やってみるのもありですね。
私の場合は、立候補してみたわけですが。
何事も経験。

子供とネット問題を考える前に、学校とのかかわりを考えてみてはどうでしょう?

<PTA>役員決めは罰ゲーム? やらない人はトイレ掃除も (毎日新聞) - Yahoo!ニュース 

このニュースを見て、なんとなく書きたくなったお話でした。


※ コラム記載時には↑のYahoo!ニュースに記事がありましたが、掲載期間が終了したようですのでこちらをどうぞ。

「PTAは罰ゲーム?」で議論 | web R25

88 インターネットってやつを覗き見た君へ

2014/08/20 16:03 に ずきんはな が投稿   [ 2014/08/20 16:03 に更新しました ]

2014年04月19日掲載

私の思っている子供たちに届きますように。そんな願いを込めて、誰というわけでもなくつづりました。もし心当たりのある子供を見かけたら、この手紙を届けてください。

----

お母ちゃんはネットワーク技術のことは少しかじっているだけで、深いところまではわからない。
でもほんのすこし、その世界を開くと、実に様々な情報が、やりとりの中にくっついていることが分かってくる。
ネットワークの事を知っていたら、こんなことができるんだ、と思えることがいっぱいある。

そして、もっと重要な事に気がつくかもしれない。

”多くの人は技術の中身に無関心”

そのことが、何かの衝動を抑えられなくなるかもしれない。
通信を覗き見るための方法を簡単に思いつくかもしれない。
ひとたびみんなの通信内容を見れるようになったら、どんな情報がやりとりされているのか好奇心のままに眺めることができるに違いない。

世の中のネットワークなんて、個々の運用に任されていて、とても脆弱なポイントなんてたくさんあることに気がついてくる。まるで魔法使いのように、たくさんの呪文ツールが手に入る。

そのことに気がついた時、
そっと眺めることを止めてほしい。

バカな事をするのが若者の象徴かのように思えることもあるかもしれない。
その時に必要なのは、それを直前でとめる、誰かの声。
多分それはお母ちゃんの声かなって思ってる。

管理者を装ってパスワードを読み解いたりする衝動にかられたら、思い出して欲しい。
「やめとき」っていうお母ちゃんの声。
弱いところがあったら教えてあげれば良いじゃない。

それができるヤツは他にいないかもしれない。
たまたま弱いところを見つけたら、思い切って大切な人に伝えてあげよう。
話の通じる大人に伝えてあげよう。ここにいるお母ちゃんなら受け皿があることを知ってる。
それだけで、「こんなんでいいのかよ」って思ってたことがすこし解消される。

世の中は、みんなで見守りあって生きてるんだって思えるようになったら素敵だよね。

それがこれからの「共生の世界」であり、君が見つけた大切な感覚なんよ。
君のまわりで誰も認めてくれなかったとしても、必ずどこかで誰かが分かってくれると思うよ。

それがインターネットの素晴らしいところじゃん。一番よく知ってるんじゃないの?

87 ネットで行先を考える

2014/08/20 15:56 に ずきんはな が投稿   [ 2014/08/20 15:56 に更新しました ]

2014年04月12日掲載


先日、中学生になる子供を初めてひとりで電車に乗せるをチャレンジしようという話になった。

え?中学生になって?といわれるくらいに、たぶん、我が家は過保護だ。

「俺、デキルと思うねん」

子供は何度も、私と一緒にその場所へは電車移動をしていたので、なんとなく覚えているという感覚があったようだ。

旦那に言わせると、「京都駅は広いぞー」「新幹線乗り場あるぞー」「地下鉄もあるぞー」「乗り間違えたらどこに行くかわからへんぞー」となるらしい。

事前に路線図を見せるにも、ネットを使うと、関西の路線図がサクッと表示される。

子供は横で「おーっ便利」と言っている。

電車の時刻を調べるにも駅前探索サービスのような路線検索サービスはたくさんあって、どの時間に何行きに何分乗れば良いかや金額まで教えてくれる。
広い駅も、駅構内図がネット上に公開されている。

乗り継ぎの駅と駅の間の歩く雰囲気も、Googleがストリートビューで写真を見せてくれる。

便利な世の中になったものだなぁと、子供と調べながら改めてネットってすごいなぁと思い知る。

「俺、デキルと思うねん」

を信じることのできないおかーちゃんは、しこしこと過保護な地図や案内をワード1枚で書き上げて準備をしている。

自分が初めて交通機関を一人で使用した時に出会った友人とはいまだに交流をもっている。

彼にも、同じような良い出会いがあるといいなと思う。

「俺、デキルと思うねん」

ネットがなんとなくの自信を手助けするツールになる。
それが、理想の姿なのかもしれないなぁとふと思った。

1-10 of 11