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vol.07 201410~12

117 晒すことより通報の仕方を知ってもらいたい

2015/01/09 15:59 に ずきんはな が投稿   [ 2015/01/09 15:59 に更新しました ]


先日、ケーキにカビが生えていたとか、カップ麺にゴキブリが入っていたとか、製造者に対するクレームの書き込みをTwitter上で公開し、拡散されているのを見ました。その後、そういうのを晒すとはけしからんという人たちによって非難され、アカウントは削除されました。もうこういう光景も見慣れた感じになってきたのは悲しい事です。

もっと他に方法はあったのではないかと、さまざまな書き込みを見て思っていました。

小さな店舗ならそこに直接言えばいいわけで、取り替えてください、と電話で言えばいいですし、自宅まで届けてくれることもあるかもしれません。

もしそれが大きなメーカーで大量生産されているものならば、その商品の製造段階に不備があった場合は国民生活センターの指導に従って回収、報道となるはずです。
製造ライン上の不良率というのはゼロにはならない物ですし、こういう異物混入は実際にはまれにはあることなんだってあらかじめ教えてあげれば、いざ自分がその不良品を見た時に「なんだこれは!ひどい!」と強く思ってしまうことも柔らぐかもしれないなと思いますが、いかがでしょうか。

晒す必要はないのです。写真を送る先が違うところだったらよかったのにと。

「みんなに教えてあげないと!」なんて思って晒すようなこともあるかもしれません。でもそれは正義とはちょっと違う気がします。

うかつに晒してしまえば、逆に風評被害や誹謗中傷で訴えられることもありそうです。
気軽にツイートした写真が拡散して自分では制御できなくなってしまったらと思うと怖いですよね。

写真を送信する前に、一歩踏みとどまって考えてみよう、って身近な人が声をかけられると良いのですが、ネット上では身近な人はその時身近に居ないのです。保護者が見守りするにも晒すまでのスピードが速すぎて、止めるには難しいと感じています。

たとえばその時保護者がいなくても、インターネットホットラインや、消費者生活センター、警察や市役所、裁判所。さまざまなところで、相談にのってくれるところはあるはずです。

通報する場所や相談する場所、その方法を知ることが、不意に考えなく晒すことの歯止めにもなるのではないか、と考えています。

たらいまわしでも良いのです。まずはどこに言えば一番なのかなって、考えて行動する力がほしいなあと、おかあちゃん的に思いました。

116 レーティング表記のわかりにくさと、レーティング要求型への提案

2015/01/09 15:56 に ずきんはな が投稿   [ 2015/01/09 15:56 に更新しました ]

2014年11月29日掲載

一昔前に漫画の中によく出てきた表現、ご存知でしょうか。

頭の上で「天使」と「悪魔」が戦うイメージが描かれていたものです。
禁忌的な内容に対する「理性」と「欲求」の戦いを、うまく表現されていました。

最近そのような表現は古典的となってしまったのかあまり見かけませんね。
むしろ今は、自らの本能的な欲求にしたがって、なんの理性も働かせずに思いのまま行動する、という表現のものを多く見かけます。

その中には社会に何かを訴えるようなメッセージ的なものは感じられず、ただ冷徹な虐待を表現しているものであったり、ゲームであったりするようです。(参考:グランドセフトーCEROレーティングZ指定)

こういった表現方法を子供に提供してしまうことは、その子の心に影響しないのでしょうか。
年齢によりますね。
何歳からなら影響しないのでしょうか。色々心配してしまいますよね。
だからレーティングがあるはずなのですが。

そもそもレーティングや年齢制限の表現や表示方法がわかりにくく、保護者の視覚に届いていないようです。
たとえばCEROである場合、レーティングの表記がABCDEZとなっているので、R指定であるという感覚には至らないのではないかと感じています。

「R指定」というのは、昔から映倫がそう表現を決めてきたこともあり、十分に世間的に周知・理解されているレーティングの一つです。
女性の裸、というのはR指定として認識しやすく、販売店の中でもR指定のものとして概ねきちんと区画を分けられています。

でも、CERO Z指定のものがそれらと同じように区分けされた場所に置かれているところは見かけません。これは明確にR指定と同等に別区画に配慮の上で配置されるべきだと思いますし、他のレーティングと混ぜるのは良くありません。
店頭で、明確に「15歳以上」って大きく書かれていれば、買うときに保護者が理解できます。

子供が小さければ小さいほど善悪の判断はできませんが、置いてある場所が別れてさえいれば、ある程度の禁忌的な感覚は幼少期であっても十分身につきます。成人領域であるという認識も保護者にとって教えやすいですね。
ですが、この配置が分かれていなければ、保護者が気が付かなければ、子どもは何も思わずに買ってしまうでしょう。
保護者が気が付かないということばかりを責められないとも思います。
保護者は一般消費者として販売店を信頼していますから。

レーティングの混ざった世界、これがインターネットの世界です。
保護者はどのようにに、この世界の中で子供に禁忌を教えればよいでしょう。

もちろん子供自身に判断をさせるという事も重要です。その判断の中で、自分の欲求との葛藤を生じさせ、その葛藤に打ち勝つ心の強さを持たなければならないでしょう。
ですので、保護者の見守りは常に必要でしょうし、突然手を離すのはあまりに危ないと思わざるを得ません。

どのようにこれを良い方向に持っていけばいいのかなあと思っている時に、勉強会で「お酒は飲みません」というシールを配布しているのを思い出しました。そうか、自分で希望するレーティングを示せればいいのかも?

現実世界であれば簡単です。「レジ袋入りませんカード」みたいにレーティングの書かれたカードなどを用意して、商品と一緒に提示すればいいですね。レーティングを間違えていれば、店員が指摘できるかもしれません。

すこし技術的な話になりますが、インターネットでも同じようにコンテンツを要求するときに条件を示せれば良いのではないかと思っていました。
http ヘッダーに、Accept-Rating: kids などと含めればいいかもとか。

すべてのリクエストに含められれば、広告配信側もその要求に応じて配信できるでしょうし、表示しては行けない対象には「レーティング制限により表示を中止します」などとできるかも。こんなふうにブラウザにそんな設定ができる画面があればいいなって思います。

また、表示された結果が、要求したレーティングに沿うものでなかった時には、レーティングが違うという分類で通報できると嬉しいですよね。

技術が解決できること、もっと色々あるような気がします。素人考えかもしれませんけれどね。

115 フィルタリングのある教育委員会とフィルタリングのない自宅

2015/01/09 15:54 に ずきんはな が投稿   [ 2015/01/09 15:54 に更新しました ]


ここ数日、ツイキャスで子供の配信をちらちら見ています。
良い使い方をしている子もいる一方、ただだらだらと、「誰か」との出会いを楽しむ子、閲覧数が増えるのを楽しむ子、友達を映してきゃあきゃあいう子、ただただ「コメントして」と待っている子。
もちろん大人も様々にいて、ライブの配信数はものすごい数に上ります。

一件、あまりにひどい振る舞いを学校内で映す子がいたので、その地域の教育委員会に電話してみました。そのページのアドレスお伝えしたつもりでしたが、そのお返事は苦しいものでした。

「表示できないですね」

学校現場にフィルタリングがかかっていることは知っていましたが、母体である教育委員会もそうであるとは知りませんでした。これでは、一般市民として見つけて直接報告したとしても、何が起こっているかわかっていただけない。

一般企業で社内に向けてフィルタリングをかけるのは意味のあることだと考えますが、子供達が現実にフィルタリングのかかっていない環境に置かれている中で、実はフィルタリングされているのは大人だけ、なんていうことに現実はなっているように思えます。

このねじれ現象にはつらいものがあります。
なんとか、一台だけでもいいから、見れる環境を用意できないものでしょうか。

小学校、中学校は携帯、スマホの持ち込みは原則禁止になっています。高校からは各高校に任されていて、持ち込みは許可、授業中は使用禁止、というのが多いようです。

でも、キャスの中では平日昼間に中学校の教室が映されます。高校生はライブ中継しながら登下校し、筆箱の中にスマホを入れて「授業なう」。先生の質問に、閲覧者が回答をコメントし、ライブ主が手を挙げて答えを発表します。

夜中には小学生が化粧をしてカメラの前にいます。夜中の小学生には閲覧者が集まります。そして、あつまった大人が卑猥な言葉を浴びせ、意味もわからずに子供が復唱する。とてもきれいに整頓された部屋の中で行われています。昔のはみ出した不良のイメージみたいなものは何もないのです。

ネット越しに見ても何もできない。
私たちは、黙ってそれを見ることしかできないのでしょうか。

おうちの方たち、これ知ってるのかな。知ってるとは思えない。

先生に任せるだけでなく、家の中で子供がスマホの前でなにをやってるか、きちんと見てほしい。

「なんで子供たちは・・・」と言う前に、現場をみずに、なぜかを考えることはできないように思いました。

ネットにも先生や保護者の目を。どうかぜひ。

114 保護者はどこにいるんでしょう

2015/01/09 15:52 に ずきんはな が投稿   [ 2015/01/09 15:52 に更新しました ]


ここ最近、中高生を中心とした「スマホ」についての取組が増えてきたなと感じています。

先日紹介した、総務省の「インターネットリテラシー・マナー等向上事例集」(※)を見ても、学校という世界を中心とした取組が多く取り上げられていました。
地域の取組も掲載されていますが、その他に保護者の姿を強く感じることはできませんでした。

保護者と学校、子供のかかわりといえばPTAでしょうか。

PTAの本部会や、学童保育の役員に参加して知ったのは「強制参加イベント」の存在でした。

私の地域のPTAでは、PTA協議会が主催するイベントに対して、●●小学校からは3名、□□中学校からは4名など、割り当て人数が設定されていました。

イベントの参加募集は本部会のみに降りてくるため一般のPTAに属しているはずの保護者にはその情報は伝わってきません。
だって、広く募集して収拾がつかない場合に決めるの大変ですし。

また、本部会の中で既に開催済のイベントに参加している場合には、以降に行われるイベントに魅力的なものがあったとしても、「そっちに参加すればよかった!もう一回参加したい!」はカウントがややこしくなるのでやめてくれというところもあるくらいです。

どうしても参加したいものがあり、頼み込んだのですが「どうして好き好んで参加するの?」とでも言った風に怪訝な顔をされてしまいました。

あるPTA協議会では昨今のスマホに関わる情報モラルを取り上げたイベントが、同様の「強制参加イベント」の一つとして開催されました。

休みの日に数時間でも潰れるのはちょっと。
うちの子スマホ持ってないし。
うち、そこまで使いこんでないし。
どうせ言っても聞かないし。

そんな声囁かれる中で参加者を決め、参加したくないけれど参加しないといけないので仕方なしにため息をつく。

100名程度の参加者の中で、何人の人が聞きたくて参加しているのかなと思いながら会場を見回しました。

一人ひとりの保護者はもしかすると、各家庭で頑張っているのかもしれません。
見えない場所で、一生懸命子供と向き合っているのかもしれません。
でも、あぁ、学校がやってくれるならそれでいいんじゃない?という保護者が居るのも事実ではないでしょうか。

じゃぁ、どうやってそういった保護者を巻き込んでいくの?
となると、残念ながら明確な回答を提示することはできそうにありません。

盛り上がっている動きに水を差すわけではないんです。
ただ、そういった学校主導やPTA協議会主導のイベントを「強制参加」として捉えている人もいるということも、頭の片隅にちゃんと置いておきたいなと思います。

本当の意味で、保護者も巻き込んだ取組をいつかできると信じて。

※ 2014/11/04紹介

113 TIPS:保護者のための+αアプリとAndroid基本機能活用法

2015/01/09 15:48 に ずきんはな が投稿   [ 2015/01/09 15:48 に更新しました ]


子供のためにスマートフォン(以下、スマホと記述)を購入する際に、AndroidにするかiPhoneにするか悩みますよね。

我が家もそろそろ、買い替えと同時に格安スマホにすることを模索しているため、キッズ携帯からどの機種に変更しようかと日々悩んでいるところです。

★ 利用時間制限をしたいなら絶対Androidを選択。

子供にiPodTouchを買い与えて触らせてみて思ったのが、iOS(iPhoneやiPodTouchのOS)では細かいカスタマイズが困難だということ。

ブラウジングの時間制限は家庭内でWi-Fiを利用しているなら、ルータに時間制限機能のついたものを購入すれば済みそうですが、スマホは電話ですから単体でネットに接続することができます。
勿論、ブラウザを起動させない設定にしておくことも可能でしょう。

でも、スマホゲームアプリはどうでしょう?
ネット接続が不要なゲームアプリも多々ありますよね。
それなら、インストールさせない設定にしておけばという手段もありますね。

でも、こと細やかな設定を行うとなると設定はかなり難しい。

というわけで、今回は、Androidに特化して極力基本機能で、どうしても無理な場合は無償のアプリを利用してペアレンタルコントロールを行う方法を提案します。

★ 「まもるゾウ」で機能制限をする

どのアプリを許可するのか?のみを考えるのであれば、Android 4.2.3 以降で利用可能な「制限付きプロフィール」を利用する手段もありますが、残念ながら発信者制限や時間制限といった機能は現時点では提供されていないため、今回は「まもるゾウ」を利用する方法をお勧めします。

制限付きプロフィール

既に、「まもるゾウ」を導入しているよ!という方も、 2014年7月9日にバージョンが 1.0.0.2 がリリースされ機能追加もされていますので、ぜひ最新バージョンへの移行を検討してみてください。

まもるゾウ - Google Play の Android アプリ

この「まもるゾウ」を導入することで、以下の内容を制御することが可能です。

1. 曜日ごとのアプリ利用時間制限、通話発信時間制限
2. 通話時間制限(個々の通話)
3. 月間累積発信時間の制限
4. 電話の発信先制限
5. 電話の着信元制限
6. 利用アプリの制限

キッズ携帯が備えていた発着信制限や、子供と話し合いながら利用アプリを増やしていったり、特定のアプリのみ時間制限をしないなど細かい設定が可能が可能ですよ。

また、Google Playの利用制限を行うことで、新たなアプリの導入やアプリ内科金を利用させないこともできますよ。

★ 「ノートン ファミリー セーフティー」でペアレンタルコントロール

子供が危険なサイトへ近づくことをブロックしたいという場合には、無償で導入可能な「ノートン ファミリー セーフティー」を導入してください。

保護者機能ソフトウェア - ノートン ファミリー

「ノートン ファミリー セーフティー」を導入することで、以下の内容を制御することが可能です。

1. Webサイトフィルタリング(監視か遮断を選択)
2. 検索サイトのコンテンツフィルタ設定
 (Google、Ask、YouTube、Yahoo!、Bing、Blinkx のみ)
3. 利用時間制限(アクティブ時間かログオン時間を選択)

時間制限に関しては「まもるゾウ」と重複する機能ですが、「ノートン ファミリー セーフティー」の機能を利用することで、子供のスマホを直接操作することなく設定変更が行えますのでこちらの機能を利用するという選択も可能ですね。

★ 「Androidデバイスマネージャ」で子供を見守る

キッズ携帯にあった見守り機能は、保護者がパソコンを利用して子供の位置情報を確認できるものもありました。

Googleが提供している「Androidデバイスマネージャ」を設定することで、以下の機能の利用が可能です。

1. スマホの現在地データを地図上に表示
2. 音声オフでも最大音量で着信音を鳴らす
3. リモートでのデータ消去(スマホでの設定要)
4. リモートロックと所有者に発信表示

設定したスマホの現在地のおおよその位置を確認することができるため、まだ公園にいるのかな?など、自宅や手元のスマートフォンから見守ることが可能です。

音声オフに設定されていても着信音を鳴らすことで、遊びに夢中になって入る子供の意識をスマホに向けることもできますし、その後リモートロックの機能を活用して「すぐに電話してね」なんてオリジナルのメッセージを表示しながら、ワンタップで自宅に電話がかかるようなボタンを設定することもできますよ。

Android デバイス マネージャー
なくしたスマホを探せる「Android デバイス マネージャー」を使ってみました - GIGAZINE

★ その他のアプリ

◇ ミマモール

「ミマモール」は無償プランと有償プランがありますが、無償プランだけでも子供の位置情報の確認やアプリの起動制限は可能です。
より細やかな設定を行いたい場合には有償プランを選択するという方法もありますが、まずは無償で機能を試せるというのはとても便利なのではないでしょうか。

ミマモール | 家族を見守るスマートフォン

◇ 埼玉県安心サポートナビ

「埼玉県安心サポートナビ」は本来は埼玉県民のために作成されたアプリですが、ワンタップでの防犯ブザーや防犯ライトといった機能が利用可能です。
もし、キッズ携帯にあった防犯に関する機能を望む場合には入れておいてもよいかもしれませんね。

スマートフォン用防犯・交通安全アプリ 『埼玉県安心サポートナビ』 配信スタート! - 埼玉県ホームページ

基本機能に少しアプリを追加することで、子供を守るための機能をスマホに与えることが可能です。
子供とネットを考える会では、これらのアプリの利用手順をサイトにまとめて公開する予定ですので、もうしばらくお待ちくださいね。

112 うちの子がゲームにハマらないわけがない

2015/01/09 15:43 に ずきんはな が投稿   [ 2015/01/09 15:43 に更新しました ]


我が家では、お母ちゃんは元ゲーマーやというのは子供に教えてあります。
とくにシューティングゲームにはまり、RPGにはまり全話マラソンしたり(知らない方はすみません、本当にオタクでしたから)常にゲームと共に生活していました。
学生時代はゲームをクリアする、ということに全力を注いだ覚えがあります。
発売日当日に全面クリア、なんて強者もいました。当日に中古で売ると高値で売れるからです。
ネットのなかった時代でしたから、買っては売り、買っては売りを繰り返し、友達に借りたり貸したり、友達と一緒に謎を解いたりと忙しい毎日を過ごしていました。ゲーム製作者との戦いのようにも思えました。

当時のゲームは、なんせ見た目はビット絵でしたから、かっこ良さより話の面白さやゲームの単純さが楽しかったのです。

そんな子供時代を過ごしたおかあちゃんの子ですから、うちの子がゲームにハマらないわけがない!と思っていました。
そういう恐怖感(?)が手伝ったのと、子育ての忙しさもあり、子供を産んでからはゲームを卒業しました。

おかあちゃんはドラゴンクエストを寝ずにクリアしたから目が悪くなったんだよね。君は目を悪くしたらあかんよー

なんて話をし、幼少期からずっとテレビゲームは制限したのです。

子供も徐々に大きくなり、少しずつその制限も解除するようになり、無礼講の日もあったりもしつつゲームとの適度な距離を持たせるようにしてきたつもりですが、ハマる気持ちも重々わかりますので、終わらせるときはかなり強引に終わらせました。
情け無用。電源を抜くこと数十回。ゲーム機逆パカ一回。(逆パカとは折りたたみ部分を逆に折って壊すことです^^;)今の子は恵まれてるなあ、呪文をメモる必要もないもんなあとか思いつつ。

なんせ私の子。言ったくらいではやめない事は想像できましたし、こそこそするのも目に見えてましたのでかなり戦った気がします。

子供の気質によって、ゲームにのめり込んだり、スポーツにのめり込んだりと、様々なものに没頭することがあるわけですが、私が重要だと思っていた事は、「執着しないこと」でした。没頭してもいいんですが、没頭し過ぎてそれがないと死にそうな感じになるのは困ります。

ずっとやり続けると、依存のような状態に陥り、離れられなくなるというのは身を持って経験していますし、依存状態を抜けるためには「ゲームをクリア」する、というイベントが必要でした。今思えば、かなりの集中力でゲームにのぞんでいたのでしょうね。ドラクエのワールドマップは頭の中にすべて入っていました。

クリアすると、しばらく次のゲームはやらずにただ何もしないという時間もよく過ごしました。
今思えば、この空白の時間は大切な時間だったかもしれません。
あの時あの子がこんなこと言ってたなあ、いやだなあとか、こう言えば良かったかもしれないなあ、とか、日常にある様々な出来事を反芻していました。今の子たちはこういう時間を持っているでしょうか。

今の時代のオンラインゲームは、この「クリア」がないので抜けられないだろうなあと漠然と思っています。
とくに、ゲームだけでなく、LINEなどのコミュニケーションツールでも同じですね。ネット上で話をするなとは言いませんが、コミュニケーションにはクリアはないんですよね。

何もない時間を過ごす、というのも時には必要だと切に思います。
昔はきっと与えなくても誰もが持っていたこの時間、そういう時間を子供にプレゼントするには現代ではどうすればいいのでしょうね。

111 親子はSNSでつながるべきか

2015/01/09 15:41 に ずきんはな が投稿   [ 2015/01/09 15:41 に更新しました ]


■アカウント共有時代

子供がネット上でもアカウントを登録するようになっている。
Facebook では13歳以上であれば登録できるので、中学生になった子たちは堂々と利用することができる。他のSNSについてもおおよそ同じ。それまでは親のアカウントを共有することが多いらしい。
共有期間は家庭によってもかなり差があり、13歳を過ぎていても共有している家庭はある。でもいずれそれは少数派になりそう。

LINEのアカウントの共有は小学生のいる家庭によく見かける。ゲームのお誘いやタイムラインが賑わうのは微笑ましい。低学年は持っていたとしてもゲーム機が主体だろうか。

■アカウントの独立へ

晴れて自分のアカウントを取得。ここからSNSの濁流に飲み込まれる子も多々。いつまでもLINEにへばりついている子を数人見かけた。親の見守りはこういう場合に必要だと感じる。SNSにはやはり予備的知識が必要だ。親とSNSで繋がっていれば、ある程度のブレーキもかかるかもしれない、という期待は持っている。

■SNSという高速道路へ子供が先に乗っている家庭

親がパソコンをあまり使わない、またはスマホを持っていない家庭は、家族に先駆けて長子が先にスマホを持つことが多いようだ。当然それまでの履歴はネット上にはない。ネット上に親はいない。
しかしそれは今だけだ。いずれ、必ずすべての親が先行してSNSに乗っていることになる。このパターンはいずれ無くなっていく。
子供に使わせるのは危ない、と思われているのはこの層が多かった為だと考えている。

■親が先行してSNSに乗っている家庭

小さなころは親のアカウントによって家族が描かれてきていたものが、子供の独立したアカウントができ、ネット上では親アカウントの中にいた存在から徐々に離れていく。親子間でLINEやfacebookなどのSNSでつながっていくと思われる。もしくは繋がらないとしても、子供のアカウントは親は把握していてほしい。ここでつながっていると、親の交流関係者から子供の存在が他人からも見える。これはいい環境だと思う。ネット上の多数の見守りがあると、公開・非公開を気にすることができる。

■Facebookという履歴書

昔は釣書でもなければわからなかった情報は、いとも簡単に知ることができるようになりえる。所属団体、出身地、学歴などなど。十分にプライバシーに配慮して公開していれば良いけれど、見られることを意識せず公開していることもある。もしくは意図的に公開していることもある。是非は一人ひとり違うし、男女でも異なると思う。

■結婚や就職時への影響

親が平穏無事なら繋がっていても子供への影響は少ないだろう。
もし親が学歴を公開していれば、高学歴であるほど有利になってしまうことは避けられない。もちろんその逆があり得る。もし親が何らかの半社会的な匂いを醸し出していた場合、つながっている子供への不利な影響は避けられないのではないか。でもそういう場合につながっているとは考えにくい。

親とSNSで繋がってい「ない」、という情報がもしかするとそれだけで不利になることがあるかもしれない。

■そして壮年、3世代SNSへ

今はまだ親子関係にとどまるかもしれないが、いずれこれは3世代時代に突入し、家系情報がネット上に記録されていく。家族間でアカウントを把握している場合、他界した場合にはアカウントが遺品となり整理対象になる。
これは想像だが、Facebookのステータスとして「故人」という仕様が作られるかもしれない。
もしかすると、永代供養的にネット上に残っていくのだろうか。
家族間でネット上の活動をまったく把握せずに他界してしまうと、財産上のリスクにもなり得そう。

■まとめ

平穏無事人生を送っているのであれば何も問題がないし、過去がネット上に写真や動画で綴られていくことで、写真をアルバムに挟むがごとくに思い出化していくのは嬉しくもあるだろう。

でも、人生はずっと平穏であるとは限らない。そこには様々な人間模様があり、挫折を味わって死にたいと思ったり、喧嘩をして絶縁をしたり、離婚や親子断絶するようなことも十分にありえる事だ。

繋がることに貪欲になっている時はいいけれど、うまくいかない人間関係の中で繋がりを切ることもある。自然消滅できるものならいいけど、関係性が悪化している時にはその消滅は目立つ。十分に大人であればその消滅は去る者追わずでどうということもないかもしれない。でも、つながりを切るとやはり切る方も切られたほうも心にダメージを負うことがあるだろう。そういう面倒くささを避けるために、SNSを全消しして新たに構築するというやり方もあるけれど、つながり直せばまた同じ状況に陥る。相手に手間を生じさせることを考えると、何度もできない切り札だ。

もし関係性に何らかの執着が残ってしまった場合。どうか。

SNSの中でただつながっているだけなら、余計な詮索があったとしても辿りつけないかもしれないが、家族の中で誰か一人が詳細なプロフィールをたくさん書いていた場合、詮索するものに余計な情報を与えてしまう。

最近の事件で思いつくのは大津市のいじめ自殺事件。あの時の加害者一家に対する炎上は容赦なく、自宅住所、自宅写真、家族氏名、家族の勤務先など、詮索する者によってネット上に流布されることになった。中には同姓同名の無関係な方もいた。

この「詮索する者」の存在は今ではもう当たり前のように語られており、ネット上にアンテナをはって詮索するネタを探す。そんな存在に狙われた場合、親子、家族もろとも、注目を浴びるため(つまり広告料を稼ぐため)に暴かれる。

公開してもよいかどうかの判断基準は家庭によっても様々考えられるし、どういう情報なら公開してよいか、公開してはいけないか、近親者と話合う機会があるといいのではないか。場合によっては、その関係性は適切に切っていくことになる。

つながるべきか否か? 多分、家庭毎に異なることになると思うけれど、世代を超えてつながっていけば行くほど、そのつながりの価値が上がり、人を判断するときの材料になるのだろう。

一生に一度出会うかどうかわからない様々な「詮索する者」に対してどこまでプライバシーを守っていくのか。または公開情報を選択していくか。これからの時代の家族のあり方として考えていくことになると思う。

110 情報の集め方~情報は発信元に集まる

2015/01/09 15:39 に ずきんはな が投稿   [ 2015/01/09 15:39 に更新しました ]


子供とネットを考える会を続けていてよく言われるのがこの言葉。

「毎日毎日、情報どうやって集めているの?」

この言葉は、昔、IT勉強会カレンダーというカレンダーに勉強会情報を登録していた時にも言われたことがあります。

その時の作り方は、SlideShareに公開している(※1)ので、興味のある方は見ていただければと思います。

その時に答えていた言葉。

「情報は発信元に集まる」

え?発信する情報がなかったらそもそも発信できないじゃん。と言われるかもしれないけれど、何も持っていない、何の情報もない人はいないんじゃないかなって、ずっと思っています。

子供とネットを考える会は「おかーちゃん」の集まりだけど、「おかーちゃんとしての体験や考え方」は、多くの「おかーちゃん」が持っているものです。

また、子供とネットを考える会は「IT企業で働く人」の集まりなので、「IT企業で働く人」の考え方や、「売上が必要な企業」の思いは知っています。

そういった、一つ一つの小さな「持っている情報」を公開することで、今までに「そんな考え方もあったのか!」や「それはちょっと違うと思うな、私だったらこっちのほうがいいかも」という気持ちが見た人に浮かぶといいなと思うのです。

さて、「情報は発信元に集まる」に話を戻して。

Facebookは便利な仕組みがあって、その情報に興味のある人は「いいね」という反応を与えてくれます。

その「いいね」に答える形で、見ている方がどういったことに興味を抱いているのか、またいただけるコメントで自分たち自身も気づかなかった・知らなかったことを得ることができます。

これは「情報を発信」していなければ得ることのできなかった私たちの宝物です。

そこで知った言葉やヒントは次の情報収集に役立ちます。

それは誰にでもできる情報収集。

「Googleで検索する」です。

え?それって誰でもできることでしょ?そんなので情報って集まるものなの?という反応も以前いただきましたが、集まるんです。

検索で情報を集めるためには、検索キーワードが大切です。

もし、今後、自分自身で検索して情報収集をしようとされる方はぜひこの方法を試してみてください。

1. メインのキーワードを決める
2. サブのキーワードを決める
3. どこから探すか決める
4. 何を探すか決める
5. 期間を決める

1. メインのキーワードを決める

情報モラル、情報リテラシー、メディアリテラシー、ICT...etc

など、メインの言葉を決めます。
メインの言葉だけだととても多くの検索結果が表示されてしまって絞り切れません。

2. サブのキーワードを決める

子供、スマホ、学校、ネット...etc

メインのキーワードから枝葉がわかれたサブの言葉を考えます。
サブの言葉はメインの言葉次第なので、とても多くの候補があります。

3. どこから探すか決める

site:www.mext.go.jp

たとえば、文科省の資料を探したい場合には文科省のサイトの中だけから探すというようにドメイン指定をします。

4. 何を探すか決める

filetype:pdf filetype.doc +プレスリリース

もし、探す対象のファイルの種類や確実に含めたい言葉がある場合には検索演算子はとても有効です。
pdfファイルやワード文書など、そういった種類を追加します。

Google 検索オプション

5. 期間を決める

Googleでは、最終更新日がいつまでのものが欲しいのか?という設定もできますので、1週間以内の情報が欲しいなどの設定を行います。
この設定も先に紹介させていただいた「Google 検索オプション」で可能です。

このように、誰もが使えるGoogleという検索サービスを利用するだけでとても多くの情報を得ることができます。

子供とネットを考える会は誰もができることを、誰もが知ることができるように、これからも情報収集と情報公開をそしてちょっとした感想のスパイスを付け加えて情報を発信していく予定です。

皆さんも、情報を集めて発信してみませんか?

※1 ITt勉強会カレンダーの作り方

109 子供に与える制限ってお互いつらい

2015/01/09 15:36 に ずきんはな が投稿   [ 2015/01/09 15:36 に更新しました ]


例えば自転車に載せるときは親が乗り方を教え、乗れるようになったら交通ルールを教える。道路を走れるようになるまでは、結構かかります。子供によっては、すごく早く乗りこなせる子もいるし、ある程度大きくなってから乗れるようになる子もいます。

子供には、公園より遠くには行かないように、という制限を課します。
次は、スピードを出さないように、という制限。
徐々にこの制限は節目節目で外していきます。どの家庭でも大体同じ感じで、乗れる乗れないは個人の能力や素質にも関わるので、子どもたちはその制限は、大体納得しているように思います。

今は我が家はネット閲覧時間に制限を課しています。各家庭ではその制限のかけ方は千差万別で、全く制限のない子がいる横で、全く使えない子もいます。携帯で使っている子もいれば、パソコンで使っている子もいます。

ネットだけではなくて、一人で電車に乗って遠くに行く子もいる。小学生のうちから一人でもがんがん出歩きます。
金銭的にもそうで、大きなお金をもらえる子もいれば、もらえない子もいる。カラオケに行ける子もいれば行けない子もいる。

空気を吸うように自由を与えられている子の横で、がんじがらめの制限を持っている子がいるのが現実です。
その格差たるや、天と地に等しいですね。納得いくわけがない。

もちろん制限の理由はほぼ家庭の事情によります。兄弟のいない子もいれば、大家族の子もいるし。

「なんで自分だけ何もさせてもらえないのだろう?」

自由に友達の家に泊まれないし、遠くに一緒に遊びに行くこともできないし、カラオケにも行けないし、全くおもしろくない。

こんな家に生まれてこんかったら良かった、なんて思ったこともあったなあと思い出す人も何人かはいるかもしれません。

親は、ある程度安心できるようになるまでは、送り出すときは本当に心配で、ずっと葛藤してるんです。
無事に家に帰ってくるまでずっと不安と戦います。親になればわかると言われた言葉が今頃脳に響いてきます。

結局子供に与える制限って、その不安の大きさによって、変わるんでしょうか。
制限って守りたいって思ってることの大きさに比例してる感じがします。でも守り過ぎると、自衛する力が育ちません。自分で守れるようになるまで、すこしずつ手を放す、これがすごく難しい。

ネットの話には限らず、制限を外していく過程というのは試行錯誤ばかりで、子供も理不尽な思いを抱えることいっぱいあると思うんですけど、なんとか飲み込んでうまくやっていって欲しいなと。
飲み込むにも、やっぱりすんなり飲み込むんじゃなくて、全力で抵抗してこいと。ところがなかなか抵抗せずに言うことを素直に聞いていたりするわけで。なんで抵抗しないんだって聞いたら、「どうせ抵抗しても無駄でしょ」と帰ってくる諦めの言葉。

親は勝手なことを思うわけで。制限される子供は大変だなあと思う今日このごろでした。

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