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112 うちの子がゲームにハマらないわけがない

2015/01/09 15:43 に ずきんはな が投稿   [ 2015/01/09 15:43 に更新しました ]

我が家では、お母ちゃんは元ゲーマーやというのは子供に教えてあります。
とくにシューティングゲームにはまり、RPGにはまり全話マラソンしたり(知らない方はすみません、本当にオタクでしたから)常にゲームと共に生活していました。
学生時代はゲームをクリアする、ということに全力を注いだ覚えがあります。
発売日当日に全面クリア、なんて強者もいました。当日に中古で売ると高値で売れるからです。
ネットのなかった時代でしたから、買っては売り、買っては売りを繰り返し、友達に借りたり貸したり、友達と一緒に謎を解いたりと忙しい毎日を過ごしていました。ゲーム製作者との戦いのようにも思えました。

当時のゲームは、なんせ見た目はビット絵でしたから、かっこ良さより話の面白さやゲームの単純さが楽しかったのです。

そんな子供時代を過ごしたおかあちゃんの子ですから、うちの子がゲームにハマらないわけがない!と思っていました。
そういう恐怖感(?)が手伝ったのと、子育ての忙しさもあり、子供を産んでからはゲームを卒業しました。

おかあちゃんはドラゴンクエストを寝ずにクリアしたから目が悪くなったんだよね。君は目を悪くしたらあかんよー

なんて話をし、幼少期からずっとテレビゲームは制限したのです。

子供も徐々に大きくなり、少しずつその制限も解除するようになり、無礼講の日もあったりもしつつゲームとの適度な距離を持たせるようにしてきたつもりですが、ハマる気持ちも重々わかりますので、終わらせるときはかなり強引に終わらせました。
情け無用。電源を抜くこと数十回。ゲーム機逆パカ一回。(逆パカとは折りたたみ部分を逆に折って壊すことです^^;)今の子は恵まれてるなあ、呪文をメモる必要もないもんなあとか思いつつ。

なんせ私の子。言ったくらいではやめない事は想像できましたし、こそこそするのも目に見えてましたのでかなり戦った気がします。

子供の気質によって、ゲームにのめり込んだり、スポーツにのめり込んだりと、様々なものに没頭することがあるわけですが、私が重要だと思っていた事は、「執着しないこと」でした。没頭してもいいんですが、没頭し過ぎてそれがないと死にそうな感じになるのは困ります。

ずっとやり続けると、依存のような状態に陥り、離れられなくなるというのは身を持って経験していますし、依存状態を抜けるためには「ゲームをクリア」する、というイベントが必要でした。今思えば、かなりの集中力でゲームにのぞんでいたのでしょうね。ドラクエのワールドマップは頭の中にすべて入っていました。

クリアすると、しばらく次のゲームはやらずにただ何もしないという時間もよく過ごしました。
今思えば、この空白の時間は大切な時間だったかもしれません。
あの時あの子がこんなこと言ってたなあ、いやだなあとか、こう言えば良かったかもしれないなあ、とか、日常にある様々な出来事を反芻していました。今の子たちはこういう時間を持っているでしょうか。

今の時代のオンラインゲームは、この「クリア」がないので抜けられないだろうなあと漠然と思っています。
とくに、ゲームだけでなく、LINEなどのコミュニケーションツールでも同じですね。ネット上で話をするなとは言いませんが、コミュニケーションにはクリアはないんですよね。

何もない時間を過ごす、というのも時には必要だと切に思います。
昔はきっと与えなくても誰もが持っていたこの時間、そういう時間を子供にプレゼントするには現代ではどうすればいいのでしょうね。