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49 「なりすまし」によるいじめについて

2013/09/28 20:35 に ずきんはな が投稿   [ 2013/09/29 1:33 に更新しました ]
2013年09月29日掲載
【コラム:「なりすまし」によるいじめについて】

芸能人や著名人の名前をかたってFacebookやTwitterなどにアカウントを作成して「なりすまし」が行われていた話は何度もニュースに取り上げられています。

「なりすまし」が行われるのは、有名人だけでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。

少し前の話ですが、弁護士に相談することのできるサイト『弁護士ドットコム』でTwitte上での集団いじめについての相談がありました。

twitterで集団いじめ | 弁護士ドットコム
http://www.bengo4.com/bbs/160811/

クラスメイトによる「なりすまし」、なりすまされた人を貶める発言による「いじめ」についてです。
誰かが自分になりすまし偽プロフ開設...なんて話も昨年ニュースで取り上げられたこともありました。

「Twitter+いじめ+なりすまし」の3つのキーワードで検索をすると、たくさんの事例が表示されます。

いくら「そのアカウントでつぶやいた内容は、自分がやったことじゃない」と言っても、自分自身を特定可能な個人情報を書き込まれたり、周囲の人に幻滅されるような内容を書き込まれて、誤解を受けてからでは取り返しがつきません。
また、誤解を受けるだけならまだしも、将来就職活動を行った際などに、自分自身ではないなりすましのアカウントが存在することによって内定できない、就職取消になるなどの実害を受けかねないのではないでしょうか。

弁護士ドットコムには「なりすましアカウント報告についてはなされたでしょうか?」と書かれている通り、メジャーなSNSではそういった報告/通報をする手段が用意されています。

Z会が2013/9/12に公表したデータでは高校生のSNS利用はLINEがダントツで、以下、Twitter、Facebook、Google+と続きますので、今回はLINE以外の3つのSNSについて取り上げてみます。

【SNS利用調査】高校生の67.2%がLINE、23.2%がTwitterを利用。

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■□ Case.1 Twitterでなりすまされた場合
Twitterでは「なりすましはTwitterルール違反です」としっかり明記しています。なりすましを報告/通報するためには、本人であるか法的な資格を持っている代理人である必要があるので、もし、友達や知人がなりすまされていると知った場合には、まず本人に教えてあげることが大切です。

報告に必用な情報は、以下の通り。
・氏名
・あなたのメールアドレス
・公的な名前
・よく知られているニックネーム
・Twitterユーザー名(任意)
・公的機関から発行された写真付き身分証明書
なりすまされた人に証明書の提示などの負担がかかってしまいますが、正常なアカウントが不正ななりすまし報告をされることがないようになっているのではないでしょうか。

詳細はTwitterのサイトにわかりやすく書かれていますので一読どうぞ。

Twitterヘルプセンター | なりすましアカウントを報告するには

■□ Case.2 Facebookでなりすまされた場合
FacebookもTwitter同様に、なりすましに関しては報告/通報できる手段が用意されています。

報告に必要な情報は、以下の通り。
・氏名
・連絡先メールアドレス
・なりすましプロフィールのフルネーム
・なりすましプロフィールに登録されているメールアドレス
(見つからない場合は、友達に頼んでください)
・なりすましプロフィールのURL
・なりすましの対象となっている人物の公的身分証明書の画像

詳細はFacebookのサイトにケースごとのなりすまし事例に対する報告/通報手段が書かれています。
Twitterでは本人か法的資格を有する代理人のみの通報しか受け付けなかったのに対し、Facebookでは友達からの通報も受け入れています。

違反の報告 | Facebookヘルプセンター

■□ Case.3 Google+(Googleアカウント)でなりすまされた場合
Googleの場合も「Google サービスをなりすましに使用してはいけません」と明記されているので、安心して通報を行えそうです。

報告に必要な情報は、以下の通り。
・メール アドレス
・氏名
・報告する Google プロフィールの URL
・写真付き身分証明書

Google+ となりすまし - Google+ ヘルプ
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ここであげた内容というのはほんの一握りの内容に過ぎません。
SNSのサービスはそれこそ山のようにあります。

ネットが子供時代にスタンダードなものではなかったということもありますが、私たち親世代が子供のころには、「なりすまし」を「いじめ」に利用するということはなかったことです。

ネットという世界は、子供を守るために知るべきことがあまりにも多く、親としては子供を近寄らせないということで回避をしたいところですが、近寄らせないがために、本人が気づかないところで「なりすまし」による「いじめ」を行われる場合もあるということをまずは知っておいてほしいと思います。

じゃぁどうすればいいの?と聞かれると、この点は残念ながら非常に受身な対応「子供の名前を定期的に検索する」という手段しか思いつきません。

SNS各社もネット上での「いじめ」についての特設ページを設けている場合もあります。

今まで、「なりすまし」による「いじめ」を考えたことがなかった!
という場合にはぜひ、一読してみてください。

参考:SNS各社のいじめへの対応
■Twitterヘルプセンター | 嫌がらせや脅迫行為をするユーザー
■いじめ | Facebookヘルプセンター
■青少年向けのいじめ対策情報 - Google+ ヘルプ
■保護者向けのいじめ対策情報 - Google+ ヘルプ
■嫌がらせやネットいじめ - YouTube ヘルプ
■LINE 安心安全ガイド - 学生のみなさまへ